関東は沿岸部と内陸部で気温差　東京都心が気温の境目に

今日の関東は雲が多く、所々で雨の降るすっきりしない天気になっています。南から暖かな空気が流れ込んでいるため日差しが少ない割に気温は高く、南部の沿岸部では20℃近くまで上がってきました。

ただ、気温の高いエリアは内陸までは広がっていません。13時30分の気温を見ると、千葉県勝浦市で18.8℃、横浜市で17.4℃など15℃を大きく超えている一方で、さいたま市は12.4℃、茨城県つくば市は11.7℃と10℃を少し上回った程度です。

昼前に18.4℃まで上昇した東京都心は午後になって気温が下がり、15℃を割り込んできました。
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この気温の分けているのが風です。関東に吹き込んでいる南寄りの風は相模湾や東京湾、太平洋の沿岸には5〜10m/s程度と強めに吹き込んでいるものの、内陸までは届いていません。

埼玉県より北には風の弱いエリアが広がっていて、冷たい空気が残ったままです。東京都心は南風が優勢だった昼頃までは気温が上昇したものの、それが弱まるとともに気温が低下してきました。

夕方以降は南風のエリアが縮小し、千葉市や横浜市なども気温が下がる予想です。雨も加わって体感温度が低下しますので、服装に気をつけてお過ごしください。
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