気象庁1か月予報
来週は高温傾向 年末から西日本に寒気流入か

2025-12-18 15:30 ウェザーニュース

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今日12月18日(木)、気象庁は12月20日から来年1月19日までの1か月予報を発表しました。

来週にかけては寒気が南下しにくく、気温の高い傾向が続く見通しです。年末は一転して西日本で寒気の影響が強まり、年明け以降は全国的に冬らしさが戻ってきます。

来週は偏西風が日本付近で北に蛇行

来週にかけては上空の気圧の谷が日本列島から見て西側に位置する、「西谷型」の傾向になるとみられます。上空を吹く強い西風である偏西風は、日本付近で北に蛇行しやすくなり、寒気が流れ込みにくい見通しです。

この影響で24日(水)頃から5日間の平均気温が平年よりもかなり高くなる可能性があるとして、気象庁は北海道から九州北部を対象に高温に関する早期天候情報を発表しました。年末になると気圧の谷が東に移動し、西日本に寒気が流れ込みやすいパターンに変わる見込みです。

1か月の平均気温は来週にかけての高温傾向を反映し、北日本、東日本、西日本で平年よりも高く、奄美と沖縄は平年並みか高い予想となっています。

年末以降は寒気が流れ込みやすい

上空1500m付近の気温の傾向をみると、来週は全国的に高温が予想され、ピークのタイミングでは平年より5℃前後高くなる予想です。

その後は予測のブレ幅が多いものの、気温が平年に近づく傾向になっていて、寒気の影響を受けることが示唆されています。

特に西日本は年末から年始にかけて平年並みまで戻ると見通しです。年明け後は北日本も平年に近づき、冬らしい寒さになるとみられます。

東日本、北日本の太平洋側で降水が多い

年末までは冬型の気圧配置が続かず、周期的に天気が変化します。例年、この時期は雨が少ない太平洋側でも天気が崩れやすく、1か月の降水量は北日本と東日本の太平洋側で平年よりも多く、近畿や中国、四国で平年並みか多い予想です。

日本海側は概ね平年並みの降水量ですが、気温が高い影響で東北と北陸、近畿北部は雪の量は平年並みか少なくなるとみられます。

年末以降に寒気の影響が強まる山陰は平年並みの予想で、積雪の急増に注意が必要です。
長期予報 この先3か月の天候見解
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