週後半にかけて気温上昇
週末は全国的に季節外れの暖かさに

先週12日(金)から昨日14日(日)は日本列島の上空に強い寒気が流れ込み、全国的に冬らしい寒さとなりました。一方、今日は北海道付近を低気圧が通過した影響で寒気が北上し、北日本や関東では平年より気温の高い所が多くなりました。
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明日16日(火)以降は、北日本には寒気が南下するものの、東日本や西日本への顕著な南下はみられません。また、19日(金)から週末21日(日)頃にかけては北海道の北へ前線・低気圧が進む見通しで、これらに向かって暖気が北上するとみられます。
実況・予想天気図実況・予想天気図

上空1500m付近の気温の予想を見ると、19日(金)には、降水があれば平地でも雪になる目安の−6℃のラインは北海道の道北まで北上しています。20日(土)にはさらに北上し、西日本・東日本には＋6℃以上の暖かな空気が流れ込む予想です。
寒気の流れ込み予想

東京都心は平年並みか平年より高い気温の日が続き、最高気温は20日(土)が17℃、21日(日)が18℃と11月上旬並みの予想になっています。最低気温も高く、21日(日)は11月23日以来の二桁になる可能性があります。

西日本では、週後半は最高気温が15℃を超える日が多くなり、週末は20℃以上になる所もある見込みです。

北日本も週末は気温が高く、札幌の20日(土)の最高気温は10℃、最低気温は5℃の予想になっています。降るものは雪ではなく雨になりそうです。

積雪地域では融雪が急速に進む可能性があります。路面状態の悪化や、屋根からの落雪等に注意してください。
積雪レーダー積雪レーダー

週末以降の前線・低気圧の動向にはまだ不確実性があり、気温も変化する可能性がありますが、来週も北日本から西日本は気温の高い状態が続く可能性があります。気象庁は、21日(日)からの5日間平均気温がかなり高くなる可能性があるとして、北海道〜九州に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。

体感変化が大きくなるので、服装選びに注意して体調管理をしっかりと行なってください。
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