インフルエンザ患者数は約15万人 2週連続で減少

2025-12-12 16:15 ウェザーニュース

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今日12月12日(金)、厚生労働省は2025年12月1日〜7日のインフルエンザ発生状況を発表しました。

この1週間における定点医療機関からの報告数は「148,314人」で、二週連続で前週より減少しています。

西日本が比較的多い傾向に変化

定点当たりの報告数は全国で38.51で、前週の44.99を下回りました。都道府県別で見ると、福岡県が最も高く65.56、ついで宮崎県が62.54、長野県が57.04と続いています。これまで定点あたりの報告数は北日本や東日本の値が比較的高かったものの、今週は西日本の方が比較的高い傾向に変化してきています。

インフルエンザによる学年閉鎖や学級閉鎖などの対応をとっている学校もやや減少しているものの、それでも保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校において6,389の施設で何らかの対応が取られています。

二週連続で患者数が減少したものの、例年インフルエンザは年末にかけて発生数が多くなる傾向にあり、今後も患者数が増加する可能性があり引き続き注意が必要です。朝晩と昼間の体感差が大きく、体調を崩しやすくなると見られます。服装や寝具を上手に調節しつつ、日頃から体調管理にお気をつけください。
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感染予防として効果的な手の洗い方

インフルエンザは、例年であれば年明けにかけてさらに患者数が増える傾向があります。引き続き、こまめな手洗い、消毒、咳エチケット等を継続して、感染予防に努めましょう。

過去にウェザーニュースが医師に伺った、効果的な手洗い方法をご紹介します。
» 〔関連記事〕効果的な手洗い法

1、両手を水で洗う
2、石鹸を手に取って泡を作る
3、手のひらを洗う
4、指の間も洗う
5、手の外側も洗う
6、指の先、爪も洗う
7、親指のつけ根を洗う
8、最後に手首を洗い、水ですすぐ
石けんやハンドソープを使うと、手の表面の皮脂に付着しているウイルスも洗い落とせます。手洗い前の手にウイルスが100万個付着していたとすると、1分間の手洗いで数十個(約0.001%)に減らせることになります。ここまですれば、食事前やトイレの後は流水で15秒の手洗いで十分です。
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出典
厚生労働省HPより
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