日本海一面に寒気に伴う雪雲 午後にかけて強い雪や吹雪に注意

2025-12-12 10:42 ウェザーニュース

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今日12日(金)の日本列島は冬型の気圧配置となり、上空には強い寒気が流れ込んでいます。日本海一面に寒気に伴う雪雲が広がっていて、午後にかけても日本海側の各地は強い雪や吹雪に注意が必要です。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像

強い寒気で日本海の雪雲が発達

平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気が関東〜近畿付近まで南下し、北海道には−18℃以下という非常に強い寒気が流れ込んでいます。強い寒気の南下に伴って日本海では雪雲が発達し、衛星画像では広い範囲を覆っていることがわかります。

こうした雪雲が流れ込んでいる北日本の日本海側や北陸などは断続的に雪が降り、局地的に強まっている状況です。

10時までの3時間の降雪量は北海道斜里町で13cm、新潟県津南町で11cm、群馬県みなかみ町・藤原で8cmを観測。積雪は網走市で20cm、岩手県一関市・祭畤(まつるべ)で43cm、津南町で38cmまで増加しました。
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午後も強い雪や吹雪が続く

午後は西から冬型の気圧配置が弱まる一方で、北陸から北日本の日本海側は雪雲のかかりやすい状態が続き、さらに積雪が増加する見込みです。今後24時間で新たに積もる雪の量は北陸や東北山沿いの多い所で20cm以上に達する予想となっています。

また、強い風によって吹雪になる所もあります。路面状況の悪化や視界不良などのおそれがあるため、車の運転時は十分に注意をしてください。
雨雪レーダー雨雪レーダー
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