【地震被災地の天気】明日以降は次々と低気圧が通過 荒天に要警戒

2025-12-10 10:56 ウェザーニュース

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一昨日8日(月)の夜23時15分に青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.5、最大震度6強の地震が発生しました。

震源に近く地震によって大きな被害・影響を受けたエリア(北海道道南、青森県、岩手県)の今後の天気について解説します。
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今日は復旧作業にも問題なし

今日10日(水)は岩手県や青森県の一部でチラチラと雪が降っているところがあるものの、午後には回復傾向で復旧作業には問題ない天気になる予想です。

ただ、上空の強い寒気の影響で最高気温は平年並み~12月下旬並みと厳しい寒さとなります。復旧作業の際は万全の防寒が欠かせません。
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明日以降次々と低気圧が通過 荒天に要警戒

明日11日(木)以降は日本付近を低気圧が次々と通過。短い周期で荒天となるおそれがあり、警戒が必要です。

11日(木)は前線を伴った低気圧が発達しながら津軽海峡付近を通過します。地震被災地周辺では雨や湿った雪が強く降り、風も強まります。
雨雪レーダー雨雪レーダー

低気圧通過後は12日(金)にかけて強い冬型の気圧配置となり、この冬これまでで最も強い寒気が南下します。被災地周辺は時々雪が降り、強風で吹雪になるおそれがあります。
非常に強い寒気の影響で寒さも強まり、道南エリアではほぼ全域で真冬日、青森県や岩手県でも真冬日になる地点がある見込みです。
大雪ピンポイント影響予測(要ログイン)
寒気の流れ込み予想
13日(土)になると一時的に天気が回復しますが、真冬並みの極寒が続きます。14日(日)は再び本州付近を低気圧が通過し、被災地付近では広く雨や湿った雪が降る予想です。

週明けの15日(月)は強い冬型の気圧配置となり、風が強い状態が続きます。16日(火)になると移動性の高気圧が張り出して、一連の荒天はようやくピークを越える予想です。

少しの雨雪でも土砂災害に警戒

気象庁は昨日9日(火)に北海道・三陸沖後発地震注意情報を発表しました。後発地震が実際に発生する確率は低いものの、今後1週間程度は平時よりも巨大地震の発生に注意し、地震への備えを徹底してください。

また8日(月)の大きな地震とその後の余震の影響で地盤が緩んでいる可能性があります。少しの雨雪でも土砂災害が発生するリスクがあるので急な斜面には極力近づかないようにしてください。
真冬並みの極寒となる日があるので体調管理も欠かせません。
現在の土砂災害危険度
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