昼に近づいても気温が10℃届かず　午後も真冬の寒さが続く

平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気が、日本列島の大部分を覆っています。このため、晴れている関東以西の太平洋側を含めなかなか気温が上がりません。

11時30分の時点で10℃を超えているのは関東や九州沿岸の一部と島嶼部に限られ、北海道や東北北部はほとんどの所が氷点下です。

各地の気温は大阪市が昨日の同じ時刻より6.6℃低い7.2℃、東京都心が1.6℃低い10.3℃、仙台市は7.3℃低い1.8℃、札幌市は4.4℃低い−2.4℃となっています。東京都内や大阪府内のウェザーニュースアプリ利用者から届いた体感報告は、11時台でも9割前後が「寒い」です。
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寒気のピークは次第に過ぎていくものの、午後もあまり気温は上がらない予想となっています。

最高気温は名古屋市や大阪市、福岡市で9℃と10℃に届かず、東京都心も11℃止まりの予想です。札幌市は−2℃で、今シーズン初めての真冬日になるとみられます。

強い北西の風が吹いているため、屋外ではさらに体感気温が低く、外出の際はしっかりと冬の防寒を行うようにしましょう。
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