花粉飛散予想
スギ花粉は2月上旬から飛散開始 飛散量は全国的に平年を上回る予想
2月上旬からスギ花粉の飛散開始
花粉の飛散開始時期に影響する2025年12月の気温は、平年を下回る地域が多くなる見込みです。一方、2026年1月から2月は全国的に平年よりも高くなる傾向です。
12月の低温傾向により、スギなど飛散準備に必要な「休眠打破」が適度に起こるとみられます。
1月から2月は一時的に強い寒気の影響を受ける日もありますが、全国的に平均気温は平年を上回る予想です。このため、2026年春の花粉の飛散開始時期は、過去10年の平均と比べて平年並か平年より早くなる見通しです。
12月の低温傾向により、スギなど飛散準備に必要な「休眠打破」が適度に起こるとみられます。
1月から2月は一時的に強い寒気の影響を受ける日もありますが、全国的に平均気温は平年を上回る予想です。このため、2026年春の花粉の飛散開始時期は、過去10年の平均と比べて平年並か平年より早くなる見通しです。
スギ花粉は、2月上旬に東海や九州北部の一部で飛散が始まり、次いで関東・山梨や近畿、中国・四国でも飛散が始まるとみています。2月中旬になると西日本や東日本、東北南部太平洋側の広い範囲で飛散が開始する予想です。
その後、3月上旬にかけて東北日本海側の各地でも飛散が始まるとみています。
北海道のシラカバ花粉は4月中旬から飛散する見込みです。
その後、3月上旬にかけて東北日本海側の各地でも飛散が始まるとみています。
北海道のシラカバ花粉は4月中旬から飛散する見込みです。
スギ花粉は2月中旬から本格的に飛散
ヒノキ花粉が本格的に飛散するのは、九州や中国・四国で3月中旬〜4月上旬、近畿や関東で3月下旬〜4月中旬の予想です。
東海で3月下旬〜4月下旬、北陸や東北南部は4月上旬〜中旬になるとみています。
ただ、北陸や東北南部ではヒノキの樹木が少ないため、スギ花粉に比べると飛散量は少なくなる見込みです。
北海道のシラカバ花粉の飛散が本格化するのは4月下旬〜5月下旬の予想で、ちょうどゴールデンウィークと重なるとみられます。
東海で3月下旬〜4月下旬、北陸や東北南部は4月上旬〜中旬になるとみています。
ただ、北陸や東北南部ではヒノキの樹木が少ないため、スギ花粉に比べると飛散量は少なくなる見込みです。
北海道のシラカバ花粉の飛散が本格化するのは4月下旬〜5月下旬の予想で、ちょうどゴールデンウィークと重なるとみられます。
飛散量:全国的に平年を上回る予想
雄花調査を実施
本発表では11月5日~20日にウェザーニュースアプリで実施した「スギの雄花調査(北海道はシラカバ)※」の結果を活用しています。
雄花調査の結果、北海道や東北北部では「全体に雄花が出来ており、密度も高い」と「全体に雄花が出来ている」という回答の合計の割合が前年よりも増加した地域が多くみられました。
一方、東北南部から九州にかけては同回答の合計の割合が前年よりも減少した地域が多くなりました。
この雄花調査の結果を踏まえ、2026年の飛散量予想を前回発表(10/1発表)から一部下方修正しています。
※ユーザーからスギの雄花(北海道はシラカバ)の写真を送っていただくとともに、雄花がどの状態かを4つの選択肢から答えていただきました(全体に雄花が出来ており、密度も高い/全体に雄花が出来ている/雄花がまばらに出来ている/雄花が観察されない)。
雄花調査の結果、北海道や東北北部では「全体に雄花が出来ており、密度も高い」と「全体に雄花が出来ている」という回答の合計の割合が前年よりも増加した地域が多くみられました。
一方、東北南部から九州にかけては同回答の合計の割合が前年よりも減少した地域が多くなりました。
この雄花調査の結果を踏まえ、2026年の飛散量予想を前回発表(10/1発表)から一部下方修正しています。
※ユーザーからスギの雄花(北海道はシラカバ)の写真を送っていただくとともに、雄花がどの状態かを4つの選択肢から答えていただきました(全体に雄花が出来ており、密度も高い/全体に雄花が出来ている/雄花がまばらに出来ている/雄花が観察されない)。
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