週刊地震情報 2025.11.30
熊本県阿蘇地方で2016年以来の震度5強の地震
国内:熊本県阿蘇地方で9年ぶりに震度5強
2016年の熊本地震の際も活発な活動
阿蘇地方では熊本地震が発生した2016年にも活動が活発になりました。2016年の熊本地震の本震と呼ばれる、熊本地方が震源のマグニチュード7.3の地震が発生した約7分後の4月16日1時32分頃に、阿蘇地方を震源とする最初の有感地震が起きています。
その後は地震活動が非常に活発になって3時03分頃にマグニチュード5.9、最大震度5強、3時55分頃にはマグニチュード5.8で最大震度6強の地震が発生しました。
2016年に発生した3回のマグニチュード5以上の地震と、今回の地震はほぼ同じ領域で起きています。深さも10km前後でメカニズムも横ずれ型と解析されており、同じタイプの活動です。
熊本地震の後、布田川断層が阿蘇山の外輪山の内側まで達していることが確認されています。今回の震源はそれよりもさらに北東側ですが、断層が存在していると考えるのが自然です。
その後は地震活動が非常に活発になって3時03分頃にマグニチュード5.9、最大震度5強、3時55分頃にはマグニチュード5.8で最大震度6強の地震が発生しました。
2016年に発生した3回のマグニチュード5以上の地震と、今回の地震はほぼ同じ領域で起きています。深さも10km前後でメカニズムも横ずれ型と解析されており、同じタイプの活動です。
熊本地震の後、布田川断層が阿蘇山の外輪山の内側まで達していることが確認されています。今回の震源はそれよりもさらに北東側ですが、断層が存在していると考えるのが自然です。
国内:東シナ海震源で12年ぶりの有感地震
世界:インドネシアでM6.6の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しました。最も大きな地震は、インドネシアで発生したマグニチュード6.6です。
日本時間の27日(木)午後、インドネシア・スマトラ島の西に位置する小さな島、シムルエ島付近を震源とするマグニチュード6.6、深さ約25kmと推定される地震が発生しました。
地震のメカニズムは北東ー南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されてます。震央近くでは改正メルカリ震度階級でVI程度の揺れになったとみられます。大きな被害は報じられていません。
スマトラ島周辺はインド・オーストラリアプレートがユーラシアプレートに沈み込むことで、巨大地震がしばしば発生する領域です。今回の震源付近に限っても、マグニチュード6クラスの地震は数年に1度のペースで起きていています。
日本時間の27日(木)午後、インドネシア・スマトラ島の西に位置する小さな島、シムルエ島付近を震源とするマグニチュード6.6、深さ約25kmと推定される地震が発生しました。
地震のメカニズムは北東ー南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されてます。震央近くでは改正メルカリ震度階級でVI程度の揺れになったとみられます。大きな被害は報じられていません。
スマトラ島周辺はインド・オーストラリアプレートがユーラシアプレートに沈み込むことで、巨大地震がしばしば発生する領域です。今回の震源付近に限っても、マグニチュード6クラスの地震は数年に1度のペースで起きていています。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。
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