★2025年12月の天体イベント★
ふたご座流星群が出現!惑星と月の接近にも注目
12月の満月、英語で“Cold Moon”
月と木星が接近
水星が西方最大離角
12月は未明から明け方の東南東の低空で「水星」の姿を見ることができます。水星は8日(月)未明から明け方に「西方最大離角(※)」を迎えるため、観測チャンスです。
12月は16日(火)にかけて、水星の高度が日の出30分前(東京)で10度を超えます。水星の明るさは1日(月)頃は0.1等で、西方最大離角を迎える8日(月)にはマイナス0.4等まで明るくなります。
17日(水)以降は高度が10度を下回りますが、明るさはマイナス0.5等ほどあるため、しばらく見やすい状況が続きそうです。
12月18日(木)には新月を控えた細い月が水星に近づきます。空の低い位置で見えるため、東南東の方角が開けた場所からお楽しみください。
▼水星が昇る時刻(東京)
8日(月) 水星 4:55 太陽 6:38
18日(木) 水星 5:18 太陽 6:45 月 5:10
(※)西方最大離角
地球から見て内惑星が太陽の西側に最も離れる現象のことです。
地球の内側を公転する水星は、見かけ上では太陽から大きく離れることがなく、日の入り後の西の空か、日の出前の東の空にしか見えません。太陽から最も離れる最大離角の際は、一般的には普段よりも空高くに昇るため観測チャンスとなります。
12月は16日(火)にかけて、水星の高度が日の出30分前(東京)で10度を超えます。水星の明るさは1日(月)頃は0.1等で、西方最大離角を迎える8日(月)にはマイナス0.4等まで明るくなります。
17日(水)以降は高度が10度を下回りますが、明るさはマイナス0.5等ほどあるため、しばらく見やすい状況が続きそうです。
12月18日(木)には新月を控えた細い月が水星に近づきます。空の低い位置で見えるため、東南東の方角が開けた場所からお楽しみください。
▼水星が昇る時刻(東京)
8日(月) 水星 4:55 太陽 6:38
18日(木) 水星 5:18 太陽 6:45 月 5:10
(※)西方最大離角
地球から見て内惑星が太陽の西側に最も離れる現象のことです。
地球の内側を公転する水星は、見かけ上では太陽から大きく離れることがなく、日の入り後の西の空か、日の出前の東の空にしか見えません。太陽から最も離れる最大離角の際は、一般的には普段よりも空高くに昇るため観測チャンスとなります。
ふたご座流星群の活動が極大
12月14日(日)17時頃に、三大流星群の一つ「ふたご座流星群」の活動が極大を迎えます。13日(土)夜から15日(月)明け方の二夜は、普段よりもかなり多くの流星が期待できます。特に14日(日)夜から15日(月)明け方が一番の見頃です。
未明の頃には下弦を過ぎた月が昇ってきますが、月明かりの影響はそれほどなく、比較的良い観測条件となります。
国立天文台によると、見晴らしが良く暗いところで1時間に見える流星の数は、14日(日)23時から15日(月)2時頃にかけては約50個、前日の14日(日)0時から4時頃にかけては40個から45個程度と多くの流星が見えることが期待されるとのことです。
放射点(※)のあるふたご座は、18時頃(東京)には東の空に昇りはじめ、夜が更けると共に空の高くに昇ってきます。流れ星は空のあちらこちらに飛ぶため、街灯から離れた方向を中心に、なるべく広く空を見渡してみてください。
※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点で、流星群に属する流れ星はこの点を中心に放射状に流れます
未明の頃には下弦を過ぎた月が昇ってきますが、月明かりの影響はそれほどなく、比較的良い観測条件となります。
国立天文台によると、見晴らしが良く暗いところで1時間に見える流星の数は、14日(日)23時から15日(月)2時頃にかけては約50個、前日の14日(日)0時から4時頃にかけては40個から45個程度と多くの流星が見えることが期待されるとのことです。
放射点(※)のあるふたご座は、18時頃(東京)には東の空に昇りはじめ、夜が更けると共に空の高くに昇ってきます。流れ星は空のあちらこちらに飛ぶため、街灯から離れた方向を中心に、なるべく広く空を見渡してみてください。
※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点で、流星群に属する流れ星はこの点を中心に放射状に流れます
月と土星が接近
12月は日が沈んで暗くなった頃、南の方角の空高くで「土星」が輝きます。明るさは0.9等から1.0等で、夜空の中でも目を引きそうです。
12月上旬にかけては土星の環の傾きが0.5度未満で、環が非常に細く見えます。その後も細く見える状態が続くため、望遠鏡がある場合はぜひ環の見え方にも注目してみてください。
12月27日(土)夜には、上弦を翌日に控えた月と土星が接近します。澄んだ冬の夜空で、明るい月と土星が近づく様子をお楽しみください。
▼27日(土)に沈む時刻(東京)
土星 22:57 月 23:34
出典・参考
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/
The Old Farmers' Almanac
12月上旬にかけては土星の環の傾きが0.5度未満で、環が非常に細く見えます。その後も細く見える状態が続くため、望遠鏡がある場合はぜひ環の見え方にも注目してみてください。
12月27日(土)夜には、上弦を翌日に控えた月と土星が接近します。澄んだ冬の夜空で、明るい月と土星が近づく様子をお楽しみください。
▼27日(土)に沈む時刻(東京)
土星 22:57 月 23:34
出典・参考
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/
The Old Farmers' Almanac
お天気ニュース
各エリアの天気予報
アクセスランキング
アメダスランキング
気温
降水量
風
降雪量
湿度
順位
地点
観測値
警報・注意報の履歴
お天気ニュース
- 天気メニュー
- レーダーコンテンツ
- 防災・減災メニュー
- 自然・季節・レジャー情報
- 便利なメニュー





