10月の世界の気温 3年連続で著しい高温傾向 欧州機関
高緯度を中心に高温 アジアなど低温の地域も
2025年10月の世界の地上平均気温は、1991〜2020年の基準値と比較して0.70℃高く、産業革命前(1850〜1900年平均)に比較すると比べると、1.55℃高くなったとみられます。
2023年、2024年には及ばないものの、3年連続して著しい高温の10月となりました。
地域別に見ると北アメリカは中部を中心とする広い範囲で気温が高く、ヨーロッパは北欧を中心に高温傾向です。アジアは地域による差が大きく、日本付近から中国大陸南部は高温となった一方で、中国大陸中部から北部などは低温となっています。
これは地球全体の温暖化が進んだ場合でも、地域によっては傾向が異なることを示していると考えられます。
2023年、2024年には及ばないものの、3年連続して著しい高温の10月となりました。
地域別に見ると北アメリカは中部を中心とする広い範囲で気温が高く、ヨーロッパは北欧を中心に高温傾向です。アジアは地域による差が大きく、日本付近から中国大陸南部は高温となった一方で、中国大陸中部から北部などは低温となっています。
これは地球全体の温暖化が進んだ場合でも、地域によっては傾向が異なることを示していると考えられます。
2025年は過去2番目か3番目の高温になる見通し
C3Sは、これまでのデータから推定される2025年の年間気温が過去2番目もしくは3番目に高くなるとしています。
過去最高だった2024年を上回る可能性は低く、現時点では2023年に近い水準になる見通しです。
過去最高だった2024年を上回る可能性は低く、現時点では2023年に近い水準になる見通しです。
日本の10月は過去2番目の高さ
都市化の影響が比較的小さい全国15か所の代表地点(※)の観測値による、10月の日本の平均気温偏差は+1.35℃でした。昨年2024年ほどの著しい高温にはならなかったものの、過去2番目の高さです。
中国大陸中部から北部と同様に寒気の影響を受けやすかった北日本は平年より低い地域があった一方で、西日本で高温傾向が顕著になりました。
※算出に使用している地点
網走、根室、寿都、山形、石巻、伏木、飯田、銚子、境、浜田、彦根、宮崎、多度津、名瀬、石垣島
11月は周期的に寒気が流れ込んだ影響で、これまでは平年よりやや高い水準になっています。今後の予想を踏まえると、平年に近い平均気温になる見通しです。
関連記事「日本の平均気温は過去2番目の高さ」
中国大陸中部から北部と同様に寒気の影響を受けやすかった北日本は平年より低い地域があった一方で、西日本で高温傾向が顕著になりました。
※算出に使用している地点
網走、根室、寿都、山形、石巻、伏木、飯田、銚子、境、浜田、彦根、宮崎、多度津、名瀬、石垣島
11月は周期的に寒気が流れ込んだ影響で、これまでは平年よりやや高い水準になっています。今後の予想を踏まえると、平年に近い平均気温になる見通しです。
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