来週は強い寒気で本州の日本海側も雪に　全国的に強風注意

16日(日)頃に北海道の北を発達した低気圧が通過し、オホーツク海に進む17日(月)は次第に冬型の気圧配置が強まります。

寒気のピークになる18日(火)には平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気が東北南部から北陸付近まで流れ込む見込みです。東北では秋田や山形などで初雪の可能性があります。北陸から山陰でも山沿いでは雪の降る所が多くなりそうです。

北海道の上空にはさらに強い−12℃前後の寒気が南下し、上空5500m付近を−36℃以下の寒気が通過します。北海道や東北北部では局地的に雪が強まり、平地でもまとまった積雪となるところがある見込みです。
寒気の流れ込み予想

東北南部や北陸の山沿いでも雪の積もるおそれがあり、車で移動する場合は冬用タイヤやチェーンなどの滑り止めをご用意ください。
ドライブリスク予報

関東から九州にかけても最高気温が15℃に届かない予想です。北西の冷たい風が加わることで体感温度が大幅に低下し、冬用のコートが必要なくらいです。今週末までに準備しておきましょう。
この先10日間の服装予報

低気圧が発達することで日本付近では東西の気圧差が非常に大きくなり、風が強く吹きます。

全国の広い範囲で北西の風が強まり、一部では平均で15m/s前後、瞬間的には20m/sを超えるような風が吹き荒れる見込みです。北日本の沿岸部では最大瞬間風速が30m/s前後に達する可能性もあります。

雪が降る地域では吹雪になって見通しが悪くなるおそれがあります。

交通機関に影響が出る可能性もありますので、移動の予定がある方は最新の情報をご確認ください。
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