北日本は寒冷前線の通過で雷雨　夜は雪に変わる所も

日本海から寒冷前線が近づいていて、前線の南側では雨雲が発達しています。

北海道の道北や東北北部などに活発な雨雲がかかり始めていて、8時40分までの1時間には北海道猿払村・浜鬼志別で11.5mm、稚内市・沼川で11.0mmのやや強い雨を観測しました。一部では雷も伴っています。

これから午後にかけては北海道の道央、道南の日本海側や道東の各地にも雨の範囲が広がる見込みです。今は晴れている所でも天気が急変する可能性があるため油断が出来ません。

発達した雨雲が通過するタイミングでは一時的に雨が強まったり、雷や霰(あられ)、雹(ひょう)、突風などを伴うおそれがあります。
現在の発雷観測状況 雷レーダー現在の発雷観測状況 雷レーダー

また、前線が通過した後は南寄りの風から北西の冷たい風に変わり、上空には寒気が流れ込んでくる予想です。

北海道の道北は上空1500m付近で−6℃以下の寒気に覆われる見通しで、雪の降り出す所があります。今夜遅くから明日14日(金)の朝にかけて雪が降りやすく、一部では積もる見込みです。

路面状況が悪化する可能性がありますので、夜間に車で移動をする場合は十分な注意が必要です。
雨雪レーダー雨雪レーダー