台風26号接近で前線の活動が活発 沖縄・奄美は大雨に警戒を

2025-11-12 15:50 ウェザーニュース

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11月12日(水)15時現在、台風26号(フォンウォン)はバシー海峡を東北東に進んでいます。

明日13日(木)は沖縄に近づき、前線の活動が活発になる見込みです。沖縄や奄美、種子島・屋久島では非常に激しい雨に警戒をしてください。
▼台風26号 11月12日(水)15時
 中心位置   バシー海峡
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     東北東 ゆっくり
 中心気圧   994 hPa
 最大風速   23 m/s
 最大瞬間風速 35 m/s
実況・予想天気図実況・予想天気図
最新の台風情報最新の台風情報

進路予測Max最大10日先まで延長 進路確率も

温帯低気圧に性質を変えながら沖縄に接近

台風26号は勢力を弱めていて、衛星画像でも台風特有の雲の渦巻きは不明瞭になってきました。

今後は温帯低気圧に性質を変えながら北東に進んで、明日13日(木)には先島諸島付近に達する見込みです。性質が変わることで、中心から少し離れた所で風の強まる可能性があるため注意をしてください。
風レーダーレーダー 風モード(ウィンドフロー)

明日は非常に激しい雨の降るおそれ

今日の日中は前線の活動が一旦落ち着いて、雨は小康状態の所が多くなりました。それでも活発な雨雲が通過するタイミングでは1時間に10〜20mm程度のやや強い雨が降っています。

明日13日(木)は台風が近づくことで前線周辺の雨雲が再び発達しやすくなる見込みです。沖縄から奄美、種子島・屋久島では局地的に1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれがあるため、道路冠水や低い土地の浸水、土砂災害などに警戒をしてください。
台風ピンポイント影響予測(要ログイン)

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風26号の「フォンウォン(Fung-wong)」は香港が提案した名称で、香港の鳳凰山(ランタオピーク)やフェニックスの意味からつけられた呼称です。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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