台風26号は勢力弱めるも、沖縄・奄美では引き続き激しい雨のおそれ

2025-11-12 09:19 ウェザーニュース

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11月12日(水)9時現在、台風26号(フォンウォン)はバシー海峡を北北東に進んでいます。勢力は弱まり、暴風域は伴っていません。

台風周辺の湿った空気が流れ込んで前線の活動は活発です。沖縄・奄美は引き続き激しい雨に警戒をしてください。
▼台風26号 11月12日(水)9時
 中心位置   バシー海峡
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北北東 10 km/h
 中心気圧   994 hPa
 最大風速   23 m/s
 最大瞬間風速 35 m/s
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進路予測Max最大10日先まで延長 進路確率も

今日12日(水)は奄美地方に活発な雨雲

台風そのものの勢力は弱まる一方で、沖縄付近に停滞する前線に向かって湿った空気の流入が続いています。昨日11日(火)の日中は先島諸島で、夕方以降は沖縄本島地方で雨が強まり、一部では猛烈な雨となりました。

特に久米島や沖縄本島北部で雨量が多く、24時間雨量は久米島で347.0mmと観測史上4番目の大雨になっています。

今日12日(水)は前線がやや北上するため、奄美地方が活発な雨雲の通り道になる見通しです。局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれがあるため、道路冠水や河川の増水、土砂災害などに警戒をしてください。
台風ピンポイント影響予測(要ログイン)

台風は温帯低気圧に変化しながら接近

台風26号の中心は明日13日(木)には沖縄に接近する予想です。台風としての発達はピークを過ぎているものの、周囲との気圧差で強風が吹く可能性がありますので注意してください。

14日(金)までには前線に取り込まれて温帯低気圧に変わる見通しです。
風レーダーレーダー 風モード(ウィンドフロー)

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風26号の「フォンウォン(Fung-wong)」は香港が提案した名称で、香港の鳳凰山(ランタオピーク)やフェニックスの意味からつけられた呼称です。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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