台風26号(フォンウォン)の影響で前線活発化 沖縄・奄美は大雨に警戒

2025-11-12 05:15 ウェザーニュース

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11月12日(水)3時現在、台風26号(フォンウォン)はバシー海峡を北東に進んでいます。

台風由来の湿った空気が沖縄付近に停滞する前線に流れ込み、雨雲が発達しています。沖縄や奄美では大雨に警戒してください。
▼台風26号 11月12日(水)3時
 中心位置   バシー海峡
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北東 ゆっくり
 中心気圧   990 hPa
 最大風速   25 m/s
 最大瞬間風速 35 m/s
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進路予測Max最大10日先まで延長 進路確率も

前線がほとんど停滞 明後日にかけ大雨に警戒

台風26号は北上に伴って勢力を落とし、暴風域がなくなりました。ただ、台風が南から運んできた暖かく湿った空気が沖縄付近に流れ込んでいて、停滞する前線付近で雨雲が発達しています。

昨夜は沖縄本島地方で大雨となり、久米島では今日5時までの24時間雨量が347.0mmに達しています。

今日12日(水)も沖縄本島地方や奄美地方に活発な雨雲が広がる見込みです。一時的に激しい雨が降り、明日にかけてさらに100mm以上の雨が降るおそれがあるため、道路冠水や河川の増水、土砂災害などに警戒してください。
台風ピンポイント影響予測(要ログイン)

台風は温帯低気圧に変化しながら接近

台風26号の中心は明日13日(木)には沖縄に接近する予想です。台風としての発達はピークを過ぎているものの、周囲との気圧差で強風が吹く可能性がありますので注意してください。

14日(金)までには前線に取り込まれて温帯低気圧に変わる見通しです。
風レーダーレーダー 風モード(ウィンドフロー)

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風26号の「フォンウォン(Fung-wong)」は香港が提案した名称で、香港の鳳凰山(ランタオピーク)やフェニックスの意味からつけられた呼称です。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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