日本海側の広い範囲で雨　北海道は今夜以降、雪のエリア拡大

低気圧がオホーツク海と本州の東の海上で発達し、日本付近は冬型の気圧配置が強まってきました。寒気が流れ込んできたことで北海道から北陸の日本海側で雨や雪が降っていて、強めに降っている所があります。

上空5500m付近で−33℃以下の強い寒気の中心が通過する午後にかけて雲の発達しやすい状況が続き、広い範囲で雨や雪が降る見込みです。日中は気温が高いため、雪になるのは標高の高い所が中心になります。
雨雪レーダー雨雪レーダー

活発な雲が通過するタイミングでは一時的に雨や雪が強まったり、雷を伴うことがあるため注意が必要です。また、北西の風も強めに吹いているため、横殴りの雨になる可能性もあります。
風レーダーレーダー 風モード（ウィンドフロー）

上空高い所の寒気は今日の午後がピークですが、1500m付近の少し低い所では今夜以降が寒気のピークになります。

日中は雨の所が多い北海道では夜になると内陸部の市街地でも雪に変わる所が増える見込みです。東北北部の山沿いでも雪の所が増えてきます。明日11日(火)の朝にかけて旭川市などでは積雪の可能性があるため、路面状況の変化に注意をしてください。

標高の高い所では10cm以上の新たな雪の積もる所がありますので、峠道の走行などは冬用タイヤが欠かせません。
大雪ピンポイント影響予測（要ログイン）

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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
HIROMUKAIさん