台風26号(フォンウォン)は進路を北から東へ 週後半は沖縄に影響

2025-11-10 10:03 ウェザーニュース

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11月10日(月)9時現在、大型で強い台風26号(フォンウォン)は南シナ海を西北西に進んでいます。今後は北から東へ進路を変え、台湾付近を通過して沖縄に近づく見込みです。

台風としては弱まって近づくものの、前線が停滞する影響で雨の強まる可能性があります。
▼台風26号 11月10日(月) 9時
 中心位置   南シナ海
 大きさ階級  大型
 強さ階級   強い
 移動     西北西 30 km/h
 中心気圧   975 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s
実況・予想天気図実況・予想天気図
最新の台風情報最新の台風情報

進路予測Max最大10日先まで延長 進路確率も

熱帯低気圧に変わりながら沖縄方面へ進む見通し

台風26号は進路を北寄りに変え、再び発達するとみられます。明日11日(火)には中心気圧が950hPaまで低下して、中心付近の最大風速が40m/sに達する見通しです。

その後は北から東寄りに進路が変化し、13日(木)には台湾付近を通過する予想となっています。

台湾を通過することで勢力を弱め、沖縄・先島諸島に近づく14日(金)には熱帯低気圧に変わる予想です。

沖縄・奄美は前線の影響で雨が強まるおそれ

沖縄には台風26号を起源とするうねりを伴った高波がすでに到達しています。明日11日(火)にかけてが高波のピークになる見込みです。

また、沖縄付近に前線が形成され、台風周辺の湿った空気が流れ込んで活動が活発になるとみられます。明日以降は雨の降りやすい天気が続く見通しです。

台風が近づく今週後半にかけては雨の強まる可能性があるため今後の台風情報・気象情報に注意してください。
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台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風26号の「フォンウォン(Fung-wong)」は香港が提案した名称で、香港の鳳凰山(ランタオピーク)やフェニックスの意味からつけられた呼称です。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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