「重曹」や「歯磨き粉」でピカピカに! 使用頻度が高まる秋のIHコンロ掃除法
IHの汚れの原因は? 簡単に落ちない理由
IHは鍋などが、天板のガラス面に直に接しますので、吹きこぼれた汁や油がそのまま付着する可能性も高まります。鍋底の形のままの丸く茶色い焦げ付きができてしまうのはそのためです。これは簡単に落ちません。
強く磨きすぎてガラス面を傷つけてしまうことも起こりがちなので、正しい掃除方法を知っておくことが大切です」(上田さん)
強く磨きすぎてガラス面を傷つけてしまうことも起こりがちなので、正しい掃除方法を知っておくことが大切です」(上田さん)
最適な洗剤は? IHの掃除に必要なアイテム
IHの掃除で必要なものは何でしょうか。
「焦げ付きのもとになる汚れは、醤油などの調味料や油など主に酸性のものですので、アルカリ性洗剤を使用してください。
ただし、普段の調理のたびにアルカリ洗剤を使って掃除するのは大変ですので、吹きこぼれや調理後の簡単な汚れ落としには、柔らかい素材のポンポンたわしやスポンジによる水拭きで十分です。キッチン用のアルコールスプレーをひと吹きしてから拭き取ると、油分の除去と除菌という一石二鳥で、おすすめです。
「焦げ付きのもとになる汚れは、醤油などの調味料や油など主に酸性のものですので、アルカリ性洗剤を使用してください。
ただし、普段の調理のたびにアルカリ洗剤を使って掃除するのは大変ですので、吹きこぼれや調理後の簡単な汚れ落としには、柔らかい素材のポンポンたわしやスポンジによる水拭きで十分です。キッチン用のアルコールスプレーをひと吹きしてから拭き取ると、油分の除去と除菌という一石二鳥で、おすすめです。
1日の終わりか、少なくとも2~3日に1度はアルカリ性の洗剤を使い、次の調理まで汚れを残さないようにしてください。
間隔が空くほど汚れが取れにくく、焦げ付きやすくなります。『こまめに掃除して汚れを残さない』ことが、焦げ付きのいちばんの予防法といえます」(上田さん)
間隔が空くほど汚れが取れにくく、焦げ付きやすくなります。『こまめに掃除して汚れを残さない』ことが、焦げ付きのいちばんの予防法といえます」(上田さん)
焦げ付き大活躍のアイテムは?
こすり終えたら、布巾かキッチンペーパーでクレンザーや汚れを拭き取って仕上げます。
手元にクレンザーがない場合は、重曹を使ってください。焦げ付きに重曹をのせ、水をかけて少し濡らします。クレンザー同様にアルミホイルでこすり、布巾などで重曹と汚れを拭き取れば完了です。
さらに、歯磨き粉も使えます。3cmほど出して広げ、手順はクレンザーと同じです。歯磨き粉はアルミホイルでなく、ラップで拭き取ってください」(上田さん)
手元にクレンザーがない場合は、重曹を使ってください。焦げ付きに重曹をのせ、水をかけて少し濡らします。クレンザー同様にアルミホイルでこすり、布巾などで重曹と汚れを拭き取れば完了です。
さらに、歯磨き粉も使えます。3cmほど出して広げ、手順はクレンザーと同じです。歯磨き粉はアルミホイルでなく、ラップで拭き取ってください」(上田さん)
焦げ付きがひどい場合は酢と重曹で
ひどい焦げ付きは、どうやって落とせばいいでしょうか。
「クレンザーでも落ちないしつこい焦げ付きには、酢と重曹を合わせて使います。他に用意するものは台所用洗剤とラップ、布巾です。
初めに重曹ペーストを作ります。重曹1/2カップと台所用洗剤大さじ2を混ぜ、ペースト状になったら酢を大さじ1混ぜます。ペーストが泡状になったら焦げ付きに塗り、上からラップで覆います。1時間ほど置いてからラップをはがし、布巾でふき取るときれいになります。
「クレンザーでも落ちないしつこい焦げ付きには、酢と重曹を合わせて使います。他に用意するものは台所用洗剤とラップ、布巾です。
初めに重曹ペーストを作ります。重曹1/2カップと台所用洗剤大さじ2を混ぜ、ペースト状になったら酢を大さじ1混ぜます。ペーストが泡状になったら焦げ付きに塗り、上からラップで覆います。1時間ほど置いてからラップをはがし、布巾でふき取るときれいになります。
酢と重曹で取れない焦げ付きは、IHコンロ専用のクリーナーがおすすめです。ヘラでそぎ落とすとガラス面を傷つけてしまう可能性がありますので、必ず専用のヘラを使ってください」(上田さん)
汚れや傷を防げるマットは、正確な温度を検知できなくなって発火や火災につながる可能性が指摘されており、「使用はあまりおすすめできません」(上田さん)とのことです。
冷え込みの強まりとともに出番が増えてくるIHコンロ。日々の“ちょっとひと拭き”を心掛けて、いつもピカピカに保っておくようにしましょう。
汚れや傷を防げるマットは、正確な温度を検知できなくなって発火や火災につながる可能性が指摘されており、「使用はあまりおすすめできません」(上田さん)とのことです。
冷え込みの強まりとともに出番が増えてくるIHコンロ。日々の“ちょっとひと拭き”を心掛けて、いつもピカピカに保っておくようにしましょう。
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