2025年最大の満月「スーパームーン」が夜空に昇る ビーバームーンとも

2025-11-05 18:32 ウェザーニュース

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今日11月5日(水)は今年最大の満月「スーパームーン」です。アメリカの農事暦では、11月の満月は「ビーバームーン」とも呼ばれます。
満月・スーパームーンをアプリで見る満月・スーパームーンの様子
今夜は西日本や東日本では曇りや雨となっているところもありますが、日本海側の一部や北日本では美しいお月さまが見えているところもあります。
投稿「ウェザーリポート・スーパームーン」

1年で最も大きく見える満月『スーパームーン』

2025年のなかでは最も地球から近い満月となるため、今年の満月の中では最も大きく見える「スーパームーン」と呼ばれます。

スーパームーンという呼び方は天文用語ではなく、統一的な定義はありません。一般的によく用いられる定義は「1年に12~13回見える満月のうちで、最も大きく見える満月のこと」とされています。

国立天文台によると、今年最小の満月(4月13日)と比較すると、見かけの直径は約14%大きく見えるとのことです。ただ、写真などで比較しない限り、見た目の大きさを実感するのは困難です。
ウェザーニュース 星空Ch.

満月×北海道なよろ市立天文台


ウェザーニュースではスーパームーンの様子と活動のピークを迎えるおうし座南流星群の様子を生中継でお届けします。特別番組内ではライブカメラ配信映像を使って、満月や流星群の様子を見ていきます。

今年11月の満月、英語で”Beaver Moon”

農事暦における満月の呼び方
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(Farmer's Almanac)によると、アメリカでは11月の満月を「ビーバームーン(Beaver Moon)」と呼ぶようです。

11月は、ネイティブアメリカンがビーバーを捕まえるワナを仕掛ける時期という説と、ビーバーが冬のためのダム作りを始める時期という2つの説から、この名前がつけられたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。

現象のおさらい 満月とは

太陽、月、地球の位置関係
満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。

地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
天文・星空情報

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ぺぺサン さん
jim さん

出典・参考など
The Old Farmers' Almanac
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
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