【冬型気圧配置で雪・台風や前線での大雨】 ウェザーニュース for business振り返り（2025/11/10〜11/16）

週明けの10日から11日かけて日本の東で低気圧が発達し、冬型の気圧配置となりました。寒気も流れ込み、北日本の山沿いを中心にまとまった雪予報となり、積雪予測（大雪リスク）でも北海道の山沿いを中心に積雪増加が予想されました。
積雪予想（大雪リスク）は11月1日より提供開始した冬季限定メニューです。
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11日にかけて積雪は増加、美瑛町では10時頃に12cm、夕張市では12時頃で34cmを観測しています。
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一方、沖縄付近では台風26号と前線の影響で活発な雨雲が通過しました。
沖縄県国頭村東部付近では18時00分までの1時間に120mm以上（解析雨量）の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。
>>関連記事：沖縄県で1時間に120mm以上の猛烈な雨　記録的短時間大雨情報

ウェザーニュース for businessでは、雨雲レーダーに加えて警報発表の基準の一つとなる土壌雨量指数や表面雨量指数など、BCP対策や初動体制の判断にご利用いただけるコンテンツを豊富にご用意しております。
>>関連記事：警報基準までの切迫度を把握し、最適な体制判断へ。

冬型の気圧配置に伴う寒気の流入で本州では気温が低下しました。特に東日本から西日本にかけては、広く予想最高気温の前年差が低い予想となりました。

冬の気温にも影響するエルニーニョ・ラニーニャ現象の監視速報では、ラニーニャ現象に近い状態のため12月の気温は平年並みの寒さになるとみられます。その後は平常の状態に戻るため、冬の期間を通しても全国的に平年に近い寒さの所が多くなる見通しです。
>>関連記事：ラニーニャに近い状態は冬のはじめまで　年明け以降は平常に(エルニーニョ監視速報)

冬へと向かう中、気象リスクは台風や豪雨などの夏場を中心としたものから、大雪や強風などの冬季リスクに変わりつつあります。自社拠点のロケーションに合わせたリスク管理にぜひウェザーニュース for businessをご活用ください。

専門番組「100年天気予報」。毎週、違った角度から“未来の気候”に迫ります。
第26回のテーマ「COP30って何？~地球の未来、ブラジルで話しています~」

ブラジル・ベレンで開催中の「COP30（国連気候変動枠組条約第30回締約国会議）」
世界198の国と地域が集まり、地球の未来を決める話し合いが行われています。

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