今夜は満月 2025年のうち最も大きく見える“スーパームーン”
スーパームーンとは?
そもそも「スーパームーン」は天文学の用語ではなく占星術の用語で、明確な定義はありません。この言葉を広めたNASAの研究所の一つであるジェット推進研究所(JPL)のサイトでは、地球と月の距離が近いときに満月になると、平均的な満月よりも大きく、そして明るく見えるため、これをスーパームーンと呼ぶとしています。
NASAのサイトでも、地球と月の距離が◯km以内の満月という明確な定義はしていませんが、これまでの傾向から、概ね月と地球との距離が36万km以内の満月をスーパームーンとしているようです。
なお、月が昇りたての時間帯には大きく見えることがありますが、これは周囲の地物との比較ができるために生じる錯覚の一種です。実際には、月は昇りたてよりも真上にあるときの方が地球の半径分(約6千km)だけ近くなりますので、真上にあるときの方が大きく見えるはずです。距離による大きさの違いはほぼ体感できず、錯覚による効果のほうが大きいといえるでしょう。
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NASAのサイトでも、地球と月の距離が◯km以内の満月という明確な定義はしていませんが、これまでの傾向から、概ね月と地球との距離が36万km以内の満月をスーパームーンとしているようです。
なお、月が昇りたての時間帯には大きく見えることがありますが、これは周囲の地物との比較ができるために生じる錯覚の一種です。実際には、月は昇りたてよりも真上にあるときの方が地球の半径分(約6千km)だけ近くなりますので、真上にあるときの方が大きく見えるはずです。距離による大きさの違いはほぼ体感できず、錯覚による効果のほうが大きいといえるでしょう。
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今年最も地球に近く・大きな満月
▼各地の日の入り時刻・月の出時刻
根室 日の入り 16時04分 月の出 15時29分
仙台 日の入り 16時33分 月の出 16時01分
東京 日の入り 16時42分 月の出 16時11分
大阪 日の入り 17時00分 月の出 16時31分
福岡 日の入り 17時23分 月の出 16時54分
那覇 日の入り 17時44分 月の出 17時19分
ウェザーニュース 星空Ch.
根室 日の入り 16時04分 月の出 15時29分
仙台 日の入り 16時33分 月の出 16時01分
東京 日の入り 16時42分 月の出 16時11分
大阪 日の入り 17時00分 月の出 16時31分
福岡 日の入り 17時23分 月の出 16時54分
那覇 日の入り 17時44分 月の出 17時19分
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気になる天気は?
北日本や西日本日本海側は雲が少なく、スーパームーンを見ることができるところが多くなります。
東日本や西日本では雲の広がるところが多く、お月さまは見えても短時間または雲越しになりそうです。
特に東日本や西日本の太平洋側は雲が多く、関東南部や東海、近畿では満月は見えないかもしれません。見られたらラッキーという気持ちで空を見上げてみてください。
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この先の「雲量」予想マップ
ひまわり衛星雲画像ひまわり衛星雲画像
東日本や西日本では雲の広がるところが多く、お月さまは見えても短時間または雲越しになりそうです。
特に東日本や西日本の太平洋側は雲が多く、関東南部や東海、近畿では満月は見えないかもしれません。見られたらラッキーという気持ちで空を見上げてみてください。
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11月の満月、英語で”Beaver Moon”
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
農事暦(Farmer's Almanac)によると、アメリカでは11月の満月を「ビーバームーン(Beaver Moon)」と呼ぶようです。
11月は、ネイティブアメリカンがビーバーを捕まえるワナを仕掛ける時期という説と、ビーバーが冬のためのダム作りを始める時期という2つの説から、この名前がつけられたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。
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農事暦(Farmer's Almanac)によると、アメリカでは11月の満月を「ビーバームーン(Beaver Moon)」と呼ぶようです。
11月は、ネイティブアメリカンがビーバーを捕まえるワナを仕掛ける時期という説と、ビーバーが冬のためのダム作りを始める時期という2つの説から、この名前がつけられたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。
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現象のおさらい 満月とは
満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。
地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
ウェザーニュース 星空Ch.
地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
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出典・参考
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/
Farmers' Almanac https://www.farmersalmanac.com/full-moon-dates-and-times
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