週刊地震情報 2025.11.2
和歌山県北部でM4.1 震度3の揺れ トルコではM6.0
国内:和歌山県北部で震度3
11月2日(日)7時30分頃、和歌山県北部を震源とするマグニチュード4.1、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。この地震で和歌山県かつらぎ町、高野町、湯浅町で最大震度3を観測しました。
和歌山県北部を震源とする震度3以上の地震は今年2月以来です。地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、横ずれ成分を含んでいると解析されています。
和歌山県北部はフィリピン海プレートの沈み込む角度の違いや地質の影響などで、地震活動が活発な地域です。マグニチュード5前後が頻繁に発生し、今回の地震のように震源の深さが10km未満と非常に浅いため、揺れが大きくなることがあります。
2021年3月15日にはマグニチュード4.6、最大震度5弱の地震が起きています。
和歌山県北部を震源とする震度3以上の地震は今年2月以来です。地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、横ずれ成分を含んでいると解析されています。
和歌山県北部はフィリピン海プレートの沈み込む角度の違いや地質の影響などで、地震活動が活発な地域です。マグニチュード5前後が頻繁に発生し、今回の地震のように震源の深さが10km未満と非常に浅いため、揺れが大きくなることがあります。
2021年3月15日にはマグニチュード4.6、最大震度5弱の地震が起きています。
国内:福島県沖の浅い所で連続地震
30日(木)17時00分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード4.7、深さ5kmと推定される地震が発生しました。この地震で福島県須賀川市、いわき市、玉川村、茨城県日立市、北茨城市などで最大震度2を観測しています。
防災科学技術研究所の解析によると、地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に張力軸を持つ正断層型とみられます。
また、5分前の16時55分にもほぼ同じ震源でマグニチュード4.2、深さ6kmと推定される地震が発生し、最大震度1を観測しました。
今回の地震は深さ10km未満で陸のプレート内部で起きたタイプと考えられます。浅い震源の有感地震は少なく、最近10年間では今回の2回を含め、6回しか起きていません。ただ、東日本大震災を引き起こした超巨大地震の後は頻発し、2011年3月12日にはマグニチュード6.8、ごく浅い深さを震源とする地震が発生しました。
防災科学技術研究所の解析によると、地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に張力軸を持つ正断層型とみられます。
また、5分前の16時55分にもほぼ同じ震源でマグニチュード4.2、深さ6kmと推定される地震が発生し、最大震度1を観測しました。
今回の地震は深さ10km未満で陸のプレート内部で起きたタイプと考えられます。浅い震源の有感地震は少なく、最近10年間では今回の2回を含め、6回しか起きていません。ただ、東日本大震災を引き起こした超巨大地震の後は頻発し、2011年3月12日にはマグニチュード6.8、ごく浅い深さを震源とする地震が発生しました。
世界:トルコでM6.0の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は5回発生しています。最も大きな地震は、カリブのグアドループ近海で発生したマグニチュード6.5です。
今回はトルコの地震に注目します。日本時間10月28日(火)夜に、トルコ西部を震源とするマグニチュード6.0、深さ約8kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
震源が浅い地震だったため周辺では改正メルカリ震度階級でVIIIの揺れに見舞われました。厳密な比較は出来ないものの、日本の震度階級では震度6弱に相当する揺れです。
揺れが大きかった地域では一部の建物の損壊やケガ人などの被害が出ていると報じられています。
トルコは国の大部分が「アナトリアプレート」と呼ばれる小さなプレート上に位置しています。
南側にはアフリカプレート、南東側にアラビアプレート、北側にはユーラシアプレートがあり、複数のプレート境界に囲まれる形で、地震活動が活発な国のひとつです。
今回の地震はアナトリアプレートと、西側のエーゲ海プレートの境界付近で起きたとみられます、今回の震源近くでは今年8月にもマグニチュード6.1の地震が起きていました。
今回はトルコの地震に注目します。日本時間10月28日(火)夜に、トルコ西部を震源とするマグニチュード6.0、深さ約8kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
震源が浅い地震だったため周辺では改正メルカリ震度階級でVIIIの揺れに見舞われました。厳密な比較は出来ないものの、日本の震度階級では震度6弱に相当する揺れです。
揺れが大きかった地域では一部の建物の損壊やケガ人などの被害が出ていると報じられています。
トルコは国の大部分が「アナトリアプレート」と呼ばれる小さなプレート上に位置しています。
南側にはアフリカプレート、南東側にアラビアプレート、北側にはユーラシアプレートがあり、複数のプレート境界に囲まれる形で、地震活動が活発な国のひとつです。
今回の地震はアナトリアプレートと、西側のエーゲ海プレートの境界付近で起きたとみられます、今回の震源近くでは今年8月にもマグニチュード6.1の地震が起きていました。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。
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