今夜は十三夜の月と土星が接近　南東の空に注目

先月に引き続き、11月も土星が見頃です。

日が沈む頃には南東の空に姿を現し、未明にかけて見ることができます。明るさは0.8等で、淡い光を放ちながら夜空の中でも存在感を放ちます。

きょう2日(日)には「十三夜の月」と土星が接近します。

十三夜とは太陰太陽暦（旧暦）の9月13日の夜を指し、「中秋の名月」に並ぶ美しい名月として古くから親しまれています。

明るい十三夜の月と土星の接近を、ぜひお楽しみください。

▼3日(月)に沈む時刻（東京）
土星 2:32　月 2:58
月の出る時刻を確認

西日本から東海、関東甲信にかけては晴れる所が多く、夜は澄んだ空の下で観測を楽しむことができます。

特に夜の前半は月がまだ高い位置にあるため、南東の空を見上げると、月のすぐそばで土星の光が寄り添うように輝く様子が見られそうです。

一方、北日本や北陸では寒気の影響を受けて雨や雪の降る所が多い予想で、あいにくの観測条件となりますが、雲の切れ間があればチャンスがあるかもしれません。

夜空を見上げる際は冷え込みが強まりますので、防寒をしっかりしてお楽しみください。
この先の「雲量」予想マップ
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