ハリケーンMelissa　カテゴリー5でジャマイカ上陸　大西洋エリア最強クラス

ハリケーンMelissaは現地時間の28日(火)昼前に発達のピークを迎え、中心気圧が892hPa、最大風速は80m/s(160kt)に達しました。これは大西洋エリアのハリケーンとしては1988年のGilbertや2019年のDorianなどと並ぶ、過去最強クラスの勢力です。

進路を西から北寄りに変えて、28日(火)午後(日本時間29日未明)にジャマイカ西部に上陸しました。この時点でも5段階あるハリケーンの強さで最も上にあたるカテゴリー5の勢力を保ち、ジャマイカに上陸したハリケーンとしては史上最も強い勢力です。

まだ現地の状況ははっきりしないものの、猛烈な暴風雨や高潮になっているとみられ、大きな被害が懸念されます。
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ジャマイカを通過後も北上を続け、現地時間の29日(水)未明(日本時間29日午後)にはキューバ東部に上陸するとみられます。

ウェザーニューズで世界の熱帯低気圧を監視しているグローバルストームセンターによると、キューバに上陸するタイミングでも中心付近の最大風速は55m/sに達する予想です。

ピークを過ぎたとは言え、中心近くでは猛烈な雨や風になるとみられ、キューバでも警戒を強めています。
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出典・参考
気象衛星画像：NOAA