北海道で初雪の地域が広がる　暴風にも警戒　全国的に気温低下

降水があれば平地でも雪になる目安とされる上空約1,500mで−6℃以下の寒気が南下して、北海道の広範囲を覆っています。この影響で昨夜から雨が雪に変わってきたところが多く、先週23日(木)に初雪が観測されていた札幌でも一時、雪の報告が増えました（ウェザーニュースアプリ調べ）。

道東の十勝地方や太平洋側にも一部の雪雲が流れ込み、帯広測候所や室蘭地方気象台でも雪またはみぞれが観測され、初雪の発表に至りました。
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▼初雪の観測
帯広測候所　10月28日(火)観測
　平年より4日早く、昨年より8日遅い
室蘭地方気象台　10月28日(火)観測
　平年より5日早く、昨年より10日早い

※自動観測は連続的に観測が可能なため、初雪は目視観測よりも早い時期に記録される傾向があります。
※初雪の発表には「みぞれ（雪まじりに降る雨）」も含まれます。
寒気の流れ込み予想

内陸では雪の積もっているところもあります。積雪や路面凍結等に注意してください。
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西高東低の気圧配置が強まっていることで気圧の傾きが大きく、沿岸部を中心に強い西寄りの風が吹いています。最大瞬間風速の値を見ると、稚内市の宗谷岬では西の風31.4m/s、日高地方のえりも岬では西の風30.6m/s、留萌地方の初山別では西南西の風30.1m/sが観測されています。
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日本海側の沿岸には暴風警報や強風注意報の発表されているところがあります。車の運転操作や飛来物、停電等に注意してください。
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

寒気の影響で気温は全国的に昨日より低く、夜はさらに冷え込んでくる見込みです。寒暖差で体調を崩さないようお気を付けください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿） taguuu さん