「いいりんごの日」に作りたい、餃子の皮と旬のりんごの「ローズアップルパイ」

1番好きな果物はりんご、という人も多いのではないでしょうか。旬のりんごを使った手作りスイーツでお勧めなのが、りえかさんが考案した「ローズアップルパイ」です。

「季節のりんごで、手軽に作れて見た目も可愛いスイーツを考えました。子どもが生まれてすぐの頃は、なかなか手のこんだスイーツを作る余裕がなかったので、家に残っていた餃子の皮を活用してみました」(りえかさん)

りんごと餃子の皮とは、思いがけない組み合わせです。

「餃子の皮はコスパも良くて、餃子を作るだけではもったいないくらい万能です。パイシートよりも扱いが簡単で、ローズの形も取りやすいです。『ローズアップルパイ』は火を使わないので、思い立ったらすぐ試していただけると思います」(りえかさん)

▼材料(約6個分)
りんご3/4〜1個、グラニュー糖大さじ2、バター20g、餃子の皮24枚

▼作り方
（1）りんごは分量外の塩で軽くこすって流水で洗う。水気をふいて4つに切り、芯を除いて1〜2mm幅にスライス

（2）耐熱皿にりんごのスライスを広げ、グラニュー糖をまぶしてバターも散らす。600Wの電子レンジで3分加熱し、粗熱を取る

（3）餃子の皮を半分に切ったら端を1〜2cmずつ重ねて8枚並べ、アーチ側にりんごの皮側を合わせて重ねる

（4）くるくる巻いて、アルミケースを敷いたマフィン型にアーチ側を上にして入れる。残り5個分も同様に

（5）2のりんごの汁を3にかけ、200℃のオーブントースターで15分焼いたらできあがり

「りんごはなるべく皮が赤いものを選ぶとキレイに色が出ます。薄めに均一にスライスすると巻きやすいです。

焼くときにマフィン型があると便利ですが、ココットを使ったり、バットやグラタン皿に倒れないように寄せて並べ、焼いてもかまいません。

お好みでシナモンをふったり、レーズンを巻き込んだりしてもおいしいですよ」(りえかさん)

りえかさんは「家族みんながりんご大好き」だと語ります。

「そのまま食べることが一番多いですが、お料理やお菓子にも使います。シンプルにコンポートやジャムにしたり、レンジでりんごチップスやサラダのアクセントにしたり、ヨーグルトサラダもいいですよね。

りんごスイーツとしては、やっぱりアップルパイやタルトタタンが好きですね。時間があるときに楽しんでいます」(りえかさん)

ローズアップルパイは、手順はシンプルなのに驚きの可愛い仕上がりです。

「見た目も華やかでテンションが上がります。たくさんの方に喜んでもらえたレシピなので、よろしければぜひ試してみてください」(りえかさん)

食欲の秋、旬のりんごを手に入れて、楽しみながら作ってみませんか。

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取材協力・画像提供
りえかさん(riin_food)