今夜から北日本上空に寒気が南下　北海道は平地でも積雪の可能性

明日28日(火)は上空約5500mで-36℃以下という冬のような寒気が北海道の上空に流れ込みます。今回は特に上空高いところの寒気が強いため、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。

北日本の日本海側では落雷や竜巻などの突風、降雹、霰などの激しい現象の発生するおそれがあります。真っ黒な雲が近づいたりゴロゴロとした雷鳴が聞こえたら、安全な場所に避難してください。
寒気の流れ込み予想

今夜以降は冬型の気圧配置が強まり、上空1500m付近では−6℃以下の寒気が北海道に流れ込んできます。北海道の山沿いでは今夜から雨が徐々に雪に変わる予想です。
雨雪レーダー雨雪レーダー

旭川など内陸部の平地でも明日28日(火)は雪の積もる可能性があります。山間部ではまとまった積雪となる心配があるため、車での移動は路面状態の悪化にお気をつけください。札幌など沿岸部でも雪に変わるタイミングがあるかもしれません。
大雪ピンポイント影響予測（要ログイン）

オホーツク海で低気圧が発達するため、日本付近では等圧線の間隔が狭くなります。北日本の日本海側は今後さらに風が強まる予想です。

今夜には沿岸部を中心に瞬間的に25m/sを超える暴風が吹き荒れるおそれがあり、飛来物などに警戒が必要です。雨や雪も降るため、暴風雨や吹雪による視界不良にも注意してください。

今夜はできるだけ、風が強まる前の早めの時間に帰宅できると安心です。
風レーダーレーダー 風モード（ウィンドフロー）