週間天気予報　強い寒気で北海道は雪の可能性　週後半は広範囲で雨

明日28日(火)にかけて、オホーツク海で低気圧が発達し、北日本を中心に冬型の気圧配置となります。道北付近には上空5,500m付近で−36℃前後のこの時期としては非常に強い寒気が南下します。

このため、北海道は道北を中心に平地でも雪が降りやすく、それ以外の地域でも雪まじりの雨となるところがありそうです。山沿いでは大雪となるおそれもあります。積雪や路面凍結などに注意してください。車で峠道を運転する予定がある場合はスタッドレスタイヤや雪用ワイパーなどの装備をお願いします。

上空1,500m付近で0℃以下の寒気も南下するため、東北から東日本の標高の高い山では降雪や初冠雪となる可能性があります。

また、北海道を中心に風が強まり、沿岸部では暴風が吹き荒れます。東北〜北陸の沿岸部でも強風に注意が必要です。
寒気の流れ込み予想
路面凍結予報（要ログイン）
風レーダーレーダー 風モード（ウィンドフロー）

今週中頃は西日本、東日本は高気圧に覆われて広く晴れる見込みで、北日本の雨や風も次第に落ち着きそうです。

週後半になると再び大陸方面から低気圧や前線が接近、通過する予想となっています。天気はゆっくり下り坂となり、30日(木)は北海道の道北や日本海側、西日本の太平洋沿岸などで雨の降り出すところがありそうです。

31日(金)から11月2日(日)にかけては、全国的に雲が増え、広い範囲で雨が降る見込みです。現時点では雨の降る範囲や強さに関しては予測が不確実な状況ですので、三連休にお出かけを予定されている方は随時最新の情報をご確認ください。
実況・予想天気図実況・予想天気図

28日(火)にかけて寒気が流れ込むため、全国的に気温が低下します。関東の一部を除いて11月並みの寒さになりそうです。

週中頃の晴れる日の朝は、放射冷却現象により朝は冷え込みが予想されます。朝晩と昼間の体感差が大きくなります。

週末が近づくと再び寒気の影響が弱まり、寒さは控えめとなりそうです。

季節の変わり目らしく気温のアップダウンが大きくなるため、体調管理や服装選びにお気を付けください。
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