熱帯低気圧や前線の影響で強雨 伊豆諸島では線状降水帯形成の可能性

2025-10-21 12:08 ウェザーニュース

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今日21日(火)は沖縄近海に発生した熱帯低気圧や本州の南の海上にのびる前線の影響で、雨の強まっている所があります。午後は伊豆諸島で線状降水帯が形成される可能性があり、警戒が必要です。
雨雲レーダー雨雲レーダー

熱帯低気圧の周辺で雨雲発達

沖縄・先島諸島の近海では今日の未明に熱帯低気圧が発生しました。また、東シナ海から本州の南の海上にかけては前線がのびています。

熱帯低気圧周辺の活発な雨雲が10時過ぎから沖縄本島にかかり始め、11時50分までの1時間には南城市・糸数で63.5mmの非常に激しい雨、読谷村で41.0mmの激しい雨を観測しました。宜野湾市、浦添市、中城村に大雨警報、那覇市、沖縄市、北谷町に洪水警報が発表されています。

また、前線周辺にも所々に発達した雲があり、伊豆諸島では一部で雨が強まっています。
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

八丈島や青ヶ島は早めの警戒を

熱帯低気圧は動きが遅いため、沖縄では午後にかけても雨の強まる所があります。局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降る可能性があるため、道路冠水や低い土地の浸水などに警戒が必要です。

上空の気圧の谷が進んでくる影響で前線に伴う雨雲は夕方以降、発達するとみられます。気象庁は伊豆諸島南部で線状降水帯が形成されて、局地的に1時間に80mm以上の猛烈な雨の降るおそれがあるとして、情報を発表しました。

台風22号や23号で大きな被害があった八丈島や青ヶ島でまた大雨となる可能性があります。線状降水帯が形成される、されないに関わらず大雨災害の危険性が高まりますので、早めに安全を確保するようにしてください。
大雨ピンポイント影響予測(要ログイン)
線状降水帯発生状況·気象予報士解説(要ログイン)
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