この秋一番の冷え込み　北海道では−6℃観測 東京都心でも15℃を下回る

北海道では昨夜から今朝にかけてが上空の寒気の流れ込みのピークとなり、晴れていた道東の太平洋側を中心に放射冷却現象が効いて冷え込みが強まりました。

今朝、最も気温が下がったのは北海道釧路地方の標茶町では、−6.0℃を観測しました。先週14日(火)に稚内市の沼川で観測された−5.2℃を下回り、今季全国最低気温を更新しています。今シーズンは富士山でもまだそこまで気温が下がっていません。

また、北海道以外の地域でも今朝は気温が下がり、東京都心では7時までに14.2℃と、今シーズン初めて15℃を下回りました。そのほか、498地点で、今季最低気温を更新しています。
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今朝の冷え込みによって、北海道の更別村では、氷が張った写真が撮影されました。今季から気象庁は官署や測候所での初霜・初氷の観測情報の発表を行わなくなりましたが、写真を撮影した方からは「初氷」とのコメントが添えられていました。

7時までの集計で、最低気温が0℃未満の「冬日」になった地点数は56地点にのぼりました。内陸部では雪が降り、積もっているところもあったので、路面凍結にも注意が必要です。
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今日は各地で昼間も肌寒さが残る一日となりそうです。北海道では札幌や函館などでは10℃前後まで上がるものの、内陸部では10℃に届かないところが多くなります。昼間も冬コートが欲しくなる寒さです。

その他のところでも、11月並みの気温となるところが多く、上着がないと肌寒く感じられそうです。中でも関東周辺では朝よりも昼間のほうが気温が低く、東京都心では昼間でも15℃前後で推移する予想です。11月の終わりから12月の初め頃の気温となるので、暖かい服装で過ごすようにしてください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿） のんびりパパさん