10月21日(火)はオリオン座流星群のピーク ハレー彗星の置き土産

2025-10-19 13:11 ウェザーニュース

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明後日10月21日(火)は「オリオン座流星群」が活動のピークを迎えます。

放射点が空高くに昇る夜遅く〜翌朝にかけてが観測のチャンスとなります。三大流星群には劣るものの、条件の良いところでは1時間に10個程度の出現が期待できそうです。気になる天気は…記事下部で解説します。
ウェザーニュース 星空Ch.

どんな流星群?期待できる流星数は

10月21日 23時頃 東の空(東京)
・母天体   :ハレー彗星(5月の「みずがめ座η流星群」と同じ)
・今年の極大 :10月21日(火)21時頃
・日本での見頃:
  10月21日(火)夜遅く〜22日(水)明け方

オリオン座は明るい星で構成されていて、簡単に見つけやすい冬の星座として有名です。このおかげでオリオン座流星群も知名度は比較的高いものの、流星群の活動の規模は「三大流星群」には劣ります。

今年の活動の極大は21日(火)21時頃になると予測されていますが、日本では放射点(※)が空に昇る22時頃〜22日(水)の明け方にかけてが流星の出現する時間となり、放射点の高く昇る深夜ほど出現が増えていきます。

月明かりの条件は良好!

今年は新月の時期にあたるので、月明かりに邪魔をされる心配はありません。アストロアーツによると、条件の良いところでは1時間あたり10個程度の出現が期待できるとのことです。

流星はオリオン座の周辺のみに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れるため、できるだけ空を広く眺めるようにして見てみてください。

※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点。

前後の日程もおすすめ

オリオン座流星群はピークが比較的なだらかで、前後数日はピーク日に近い数の流れ星を観測することができます。天気の関係等でピークの日に観測出来ない方は、その前後の日に観測するのも良さそうです。

オリオン座流星群の特徴は?

1.スピードが速い

オリオン座流星群の流星はスピードが速いのが特徴で、火球と呼ばれる明るい流星や流星痕と呼ばれる痕を残す流星が出現することがあります。

2.活動のピークがなだらか

極大日の前後数日は、出現する流星数があまり変化しないので、活動のピークがなだらかな流星群といえます。

気になる天気は

本州の南岸に前線が停滞する影響で、西日本〜東日本は太平洋側を中心に広い範囲で雲が広がり、雲の隙間はあまり期待が出来ません。雲間から一瞬の流星を観測するのはなかなか難しそうです。

北日本は西高東低の気圧配置となるため、太平洋側では観測チャンスがあります。特に北海道の道東は好条件で、澄んだ空で流星を探すことができそうです。ただし、晴れることで放射冷却現象がよく効くため、初冬のような寒さになる見込みです。寒さで集中力を切らさないよう、防寒を万全にして観測するのがおすすめです。
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