フェーン現象で山陰や北陸など30℃前後まで上昇　明日は大きく気温低下

低気圧や前線が日本海を進んでいて、本州付近では南寄りの風が吹き込んでいます。日本海側では山越えの風となってフェーン現象が発生し、午前中から気温が上昇しました。

14時までの最高気温は鳥取県鳥取市・青谷で30.5℃、山口県萩市で30.2℃と真夏日を観測。金沢市も30℃に迫る29.6℃です。日差しが届いた九州や四国でも気温が高く、松山市では30.4℃と1906年10月24日に次ぐ、過去2番目に遅い真夏日になっています。

関東も南寄りの風と日差しで25℃を超えた所が多く、東京都心では25.9℃まで上がりました。

前線が通過した後は北風に変わり、今夜以降は気温の下がる所が多くなります。

明日19日(日)は日差しが少ないこともあって、今日よりも大幅に気温は低い予想です。金沢市の最高気温は今日に比べて10℃ほど低い20℃で、昼間でも肌寒いくらいになります。

東京都心で23℃、大阪市や広島市で24℃など、関東以西でも25℃に届かない所がありそうです。

晴れ間が出る北海道も気温は上がらず、札幌市の最高気温は12℃。今日よりも5℃くらい低い予想です。
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