三連休の山の天気傾向
冷たい雨への装備を万全に
【北海道】土曜日ほど登山日和
■11日(土)
高気圧に覆われます。このため、全道的に晴れて登山日和となるところが多い見込みです。午後は道南方面を中心に薄雲が広がることもありますが、夕方にかけては大きな天気の崩れはないと見ています。朝晩は冷え込みが強まり、-5℃を下回る山もあります。日中も気温は一桁台です。防寒対策を万全に。
■12日(日)
低気圧や前線の影響で、雲の多い天気。夜は強い寒気が流れ込んで大雪山系など標高の高い山では雪の降る所もあります。風も強く、ふぶくおそれもあるため稜線などでは十分注意が必要です。朝、晴れていても天気の急変の可能性があります。
■13日(月・祝)
冬型の気圧配置となりますが、次第に高気圧に覆われてきます。北西の季節風の影響を受けやすい大雪山系や増毛山地など日本海側、オホーツク海側の山域では午前を中心に雲がかかりやすくなります。。斜里岳や羅臼岳では、雪の可能性も。ただ、午後は徐々に回復傾向となる見込みです。標高が1,500mを超えるような山では、気温が非常に低く、日中でも氷点下となる山もあります。防寒対策を万全にし、また前日からの積雪が残っている可能性があるため、チェーンスパイクなどの携行も忘れないようにしてください。
山の天気予報(北海道)
高気圧に覆われます。このため、全道的に晴れて登山日和となるところが多い見込みです。午後は道南方面を中心に薄雲が広がることもありますが、夕方にかけては大きな天気の崩れはないと見ています。朝晩は冷え込みが強まり、-5℃を下回る山もあります。日中も気温は一桁台です。防寒対策を万全に。
■12日(日)
低気圧や前線の影響で、雲の多い天気。夜は強い寒気が流れ込んで大雪山系など標高の高い山では雪の降る所もあります。風も強く、ふぶくおそれもあるため稜線などでは十分注意が必要です。朝、晴れていても天気の急変の可能性があります。
■13日(月・祝)
冬型の気圧配置となりますが、次第に高気圧に覆われてきます。北西の季節風の影響を受けやすい大雪山系や増毛山地など日本海側、オホーツク海側の山域では午前を中心に雲がかかりやすくなります。。斜里岳や羅臼岳では、雪の可能性も。ただ、午後は徐々に回復傾向となる見込みです。標高が1,500mを超えるような山では、気温が非常に低く、日中でも氷点下となる山もあります。防寒対策を万全にし、また前日からの積雪が残っている可能性があるため、チェーンスパイクなどの携行も忘れないようにしてください。
山の天気予報(北海道)
【東北】北部は(土)か(月)に
■11日(土)
低気圧や湿った空気の影響を受けます。早池峰山や八甲田山、岩木山など、紅葉の見頃を迎えている北部の山域では午前中は晴れ間がありますが、次第に雲が厚くなる見込みです。蔵王や月山、吾妻連峰など南部の山域では天気は下り坂となり、午前中から冷たい雨が降り出す見込みです。なお、早朝は霜が降りるほどの冷え込みになるため、調節しやすい服装がおすすめです。
■12日(日)
11日(土)の夜から低気圧が東北地方を通過します。全般に雲が広がりやすく、日本海側を中心に雨の降る山域が多くなります。雷を伴った雨の強まりに注意が必要です。岩手や秋田の山域では、朝にかけて雨が降るものの、午後は回復傾向となる見込みです。
■13日(月・祝)
東北北部ほど高気圧に覆われます。このため、北部の山域では穏やかな晴天が期待できるものの、中・上層雲が広がりやすく、高曇りとなる山域もありそうです。南部の山域では、台風23号の影響で午前中ほど雨の降る山域が多い予想です。
山の天気予報(東北)
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低気圧や湿った空気の影響を受けます。早池峰山や八甲田山、岩木山など、紅葉の見頃を迎えている北部の山域では午前中は晴れ間がありますが、次第に雲が厚くなる見込みです。蔵王や月山、吾妻連峰など南部の山域では天気は下り坂となり、午前中から冷たい雨が降り出す見込みです。なお、早朝は霜が降りるほどの冷え込みになるため、調節しやすい服装がおすすめです。
■12日(日)
11日(土)の夜から低気圧が東北地方を通過します。全般に雲が広がりやすく、日本海側を中心に雨の降る山域が多くなります。雷を伴った雨の強まりに注意が必要です。岩手や秋田の山域では、朝にかけて雨が降るものの、午後は回復傾向となる見込みです。
■13日(月・祝)
東北北部ほど高気圧に覆われます。このため、北部の山域では穏やかな晴天が期待できるものの、中・上層雲が広がりやすく、高曇りとなる山域もありそうです。南部の山域では、台風23号の影響で午前中ほど雨の降る山域が多い予想です。
山の天気予報(東北)
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【東日本】雨や曇りで眺望厳しめ
■11日(土)
低気圧や湿った空気の影響を受けます。全般に曇りや霧となる山域が多く、雨の降る所もあるでしょう。特に北関東や東海西部では雨が降りやすいと見ています。
■12日(日)
前線が北陸に停滞し、台風が南海上を進む見込みです。日本海側では雲が広がりやすく、新潟の下越では朝から、午後は北陸の各地の山域で雨となる見込みです。雷雨や一時的な強雨にも注意が必要です。
太平洋側は雲が多く、静岡県内や丹沢、房総半島などでは雨が強まる可能性があります。
■13日(月・祝)
台風23号の北側に広がる雲がかかり、午前を中心に雨の降る山域が多い見込みです。午後は回復傾向ですが、濃霧となる山もありそうです。
※台風23号の動向によっては12日から13日にかけての予想が大きく変化する可能性があるため、最新の情報にご注意ください。
今人気の山ランキング
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低気圧や湿った空気の影響を受けます。全般に曇りや霧となる山域が多く、雨の降る所もあるでしょう。特に北関東や東海西部では雨が降りやすいと見ています。
■12日(日)
前線が北陸に停滞し、台風が南海上を進む見込みです。日本海側では雲が広がりやすく、新潟の下越では朝から、午後は北陸の各地の山域で雨となる見込みです。雷雨や一時的な強雨にも注意が必要です。
太平洋側は雲が多く、静岡県内や丹沢、房総半島などでは雨が強まる可能性があります。
■13日(月・祝)
台風23号の北側に広がる雲がかかり、午前を中心に雨の降る山域が多い見込みです。午後は回復傾向ですが、濃霧となる山もありそうです。
※台風23号の動向によっては12日から13日にかけての予想が大きく変化する可能性があるため、最新の情報にご注意ください。
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【西日本】スポーツの日がおすすめ
■11日(土)
台風23号の影響で、湿った空気が流れ込みます。このため、太平洋側や近畿地方の山域を中心に曇りや霧の山域が多くなり、雨の降る所もあるでしょう。中国地方や四国瀬戸内側、九州東シナ海側の山域では概ね登山日和ですが、午後は雨の降りだす可能性があるため早めの下山が良さそうです。
■12日(日)
台風23号が南海上を進みます。このため、四国や紀伊半島の山域では太平洋側を中心に曇りまたは霧となり、雨の降る所もあるでしょう。また、大山や氷ノ山などの日本海側の山域でも湿った北寄りの気流の影響でぐずついた天気となりそうです。瀬戸内側や九州の山域では晴れ間の出る所があるでしょう。
■13日(月・祝)
高気圧に覆われます。このため、四国、九州の山域では、晴れる所が多くなるでしょう。一方、大峰や大台ヶ原などの近畿地方南部の山地では、東よりの湿った気流の影響で雲の多い天気となりそうです。また、大山や氷ノ山などの中国地方の山域では、朝は北寄りの湿った気流の影響が残り、雨が降る可能性がありますが、日中は次第に回復傾向となる見込みです。
※台風23号の動向によっては11日から12日にかけての予想が大きく変化する可能性があるため、最新の情報にご注意ください。
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台風23号の影響で、湿った空気が流れ込みます。このため、太平洋側や近畿地方の山域を中心に曇りや霧の山域が多くなり、雨の降る所もあるでしょう。中国地方や四国瀬戸内側、九州東シナ海側の山域では概ね登山日和ですが、午後は雨の降りだす可能性があるため早めの下山が良さそうです。
■12日(日)
台風23号が南海上を進みます。このため、四国や紀伊半島の山域では太平洋側を中心に曇りまたは霧となり、雨の降る所もあるでしょう。また、大山や氷ノ山などの日本海側の山域でも湿った北寄りの気流の影響でぐずついた天気となりそうです。瀬戸内側や九州の山域では晴れ間の出る所があるでしょう。
■13日(月・祝)
高気圧に覆われます。このため、四国、九州の山域では、晴れる所が多くなるでしょう。一方、大峰や大台ヶ原などの近畿地方南部の山地では、東よりの湿った気流の影響で雲の多い天気となりそうです。また、大山や氷ノ山などの中国地方の山域では、朝は北寄りの湿った気流の影響が残り、雨が降る可能性がありますが、日中は次第に回復傾向となる見込みです。
※台風23号の動向によっては11日から12日にかけての予想が大きく変化する可能性があるため、最新の情報にご注意ください。
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山での天気急変のサイン
登山に行く際に
<情報の確認>
山へ行く前日までだけでなく、当日の朝にも必ず最新の天気予報を確認するようにしてください。その際、「大気の状態が不安定」、「山沿いを中心に天気急変に注意」などが聞かれたら、中止・延期をする判断も必要です。
<出発時間>
雷は午後に多くなるため、なるべく朝早くに出発し、山頂へは昼前までに到着できるように計画して出発するのが基本です。
<雷への対処>
避難する場所が少ない山では、両足を揃えて膝を折り、上半身は前かがみで耳を塞ぐという姿勢で雷雨の通過を待つのが正しい対処法となります。木の根元で雨宿りをするのは危険です。
<雨・寒さ対策>
急な雨に見舞われ、衣服が濡れてしまうと、体感温度が一気に下がり低体温症になる危険性があります。レインコートなどの雨具やエマージェンシーシートを持参し、濡れても乾きやすい服を着ていくようにしてください。
登山を楽しむためには、山の気象リスクを把握することも大切ですが、自分の体力・技術などに見合った山を選び、しっかりと登山計画を立てるのが重要です。
山へ行く前日までだけでなく、当日の朝にも必ず最新の天気予報を確認するようにしてください。その際、「大気の状態が不安定」、「山沿いを中心に天気急変に注意」などが聞かれたら、中止・延期をする判断も必要です。
<出発時間>
雷は午後に多くなるため、なるべく朝早くに出発し、山頂へは昼前までに到着できるように計画して出発するのが基本です。
<雷への対処>
避難する場所が少ない山では、両足を揃えて膝を折り、上半身は前かがみで耳を塞ぐという姿勢で雷雨の通過を待つのが正しい対処法となります。木の根元で雨宿りをするのは危険です。
<雨・寒さ対策>
急な雨に見舞われ、衣服が濡れてしまうと、体感温度が一気に下がり低体温症になる危険性があります。レインコートなどの雨具やエマージェンシーシートを持参し、濡れても乾きやすい服を着ていくようにしてください。
登山を楽しむためには、山の気象リスクを把握することも大切ですが、自分の体力・技術などに見合った山を選び、しっかりと登山計画を立てるのが重要です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
-soeさん
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