北は秋本番、西はまだ夏
10℃未満と30℃超えが同居する日本列島

大陸から高気圧が張り出し、広い範囲で日差しが届いています。東海から西日本太平洋側の上空1500m付近は15℃前後の暖かい空気に覆われていて、早いペースで気温が上がりました。
暖気の流れ込み予想

鹿児島県鹿屋市では、12時18分に33.1℃を観測。10月の1位の記録を更新しています。このほか、三重県南部や沖縄・奄美でも10月の記録を更新した所がありました。

一方、全国で最高気温が最も低くなったのは北海道の和寒町と遠軽町白滝で、9.0℃となっています。これは10月下旬〜11月上旬並みの気温です。北海道には寒気が流れ込んでいて、旭岳では初冠雪も観測されました。

関東も高気圧の縁に沿って北東からの涼しい風が吹き込んだことで、25℃に届かなかった所が多くなりました。
全国のアメダス観測値・ランキング

明日10日(金)も今日と同じような気温になる所が多いとみています。北日本や関東は過ごしやすいか、少し肌寒さを感じることもありそうです。

東海も日差しが乏しくなる分、今日より気温が低くなって暑さは控えめになるとみられます。服装選びに注意してください。
明日の服装予報

西日本は晴れて暑さが続きます。予想最高気温は大阪や広島で27℃、福岡や高知で29℃と、平年より高い見込みです。内陸部を中心に朝晩と昼間の寒暖差が大きくなるので、体調管理をしっかりと行なってください。
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