ホットコーヒーがおいしい季節 コーヒー豆を保存するなら冷凍/冷蔵/常温?
ホットコーヒーがおいしく感じられる季節になりましたが、コーヒー豆の保存方法に悩む人も少なくないようです。
おいしく香り高いコーヒーを長く味わうためには、豆をどのように保存すればいいのか。UCCコーヒーアカデミーに様々な条件下で検証し、最適な保存法を教えて頂きました。
おいしく香り高いコーヒーを長く味わうためには、豆をどのように保存すればいいのか。UCCコーヒーアカデミーに様々な条件下で検証し、最適な保存法を教えて頂きました。
保存温度と焙煎度を変えた6パターンで検証
まず、コーヒー豆の保存温度と焙煎(ばいせん)度の違いが、味わいにどう影響するのかを検証しました。
使用したのはニカラグア産のイエローパカラマという種類のコーヒー豆です。深炒(い)り・浅炒りそれぞれの豆を20日間、冷凍・冷蔵・常温(25℃)で保存し、ペーパーフィルターで計6パターンのホットコーヒーを淹(い)れました。
使用したのはニカラグア産のイエローパカラマという種類のコーヒー豆です。深炒(い)り・浅炒りそれぞれの豆を20日間、冷凍・冷蔵・常温(25℃)で保存し、ペーパーフィルターで計6パターンのホットコーヒーを淹(い)れました。
【冷蔵保存×浅炒り】は、おおむね深炒りと変わらない印象で、やはり少し酸化臭が気になりました。
【常温保存×深炒り】は、まず見た目から、コーヒー豆から油が染み出し“袋が茶色くなっている”状態でした。いい香りも感じられません。
【常温保存×浅炒り】も、いい香りが感じられませんでした」(UCC)
【常温保存×深炒り】は、まず見た目から、コーヒー豆から油が染み出し“袋が茶色くなっている”状態でした。いい香りも感じられません。
【常温保存×浅炒り】も、いい香りが感じられませんでした」(UCC)
結論は『断然、冷凍保存がおすすめ』
6パターンで保存した豆を抽出した結果、味の違いはどうだったのでしょうか。
「【冷凍保存×浅炒り】は、イエローパカラマの特徴であるフルーティーさが強く感じられました。袋を開いた時にはそれほど強く香りませんでしたが、劣化も感じられませんし、おいしく味わえました。
【冷蔵保存×浅炒り】は、冷凍に比べて柑橘系の味わいが消えて、いい香りも少なく、酸化プラスよくない香りも感じられます。ただし、冷凍の直後に飲み比べての感想なので、冷蔵×浅炒りを単体で飲めば“十分いけるレベル”の味わいともいえるでしょう。
【常温保存×浅炒り】は、フルーティーな酸味ではない“すっぱい酸味”がとても強く、『違うコーヒーを淹れてしまったかな』とさえいえる印象です。コーヒー豆の劣化も感じられました。
「【冷凍保存×浅炒り】は、イエローパカラマの特徴であるフルーティーさが強く感じられました。袋を開いた時にはそれほど強く香りませんでしたが、劣化も感じられませんし、おいしく味わえました。
【冷蔵保存×浅炒り】は、冷凍に比べて柑橘系の味わいが消えて、いい香りも少なく、酸化プラスよくない香りも感じられます。ただし、冷凍の直後に飲み比べての感想なので、冷蔵×浅炒りを単体で飲めば“十分いけるレベル”の味わいともいえるでしょう。
【常温保存×浅炒り】は、フルーティーな酸味ではない“すっぱい酸味”がとても強く、『違うコーヒーを淹れてしまったかな』とさえいえる印象です。コーヒー豆の劣化も感じられました。
【冷凍保存×深炒り】は、浅炒り同様にフルーティーな酸味がきちんと味わえました。
【冷蔵保存×深炒り】は、浅炒りよりも酸化が感じられました。深炒り豆の場合は冷蔵よりも冷凍のよさが際立つようです。
【常温保存×深炒り】は、もはや香りはなく、苦みとすっぱみが強く、劣化が感じられました」(UCC)
【冷蔵保存×深炒り】は、浅炒りよりも酸化が感じられました。深炒り豆の場合は冷蔵よりも冷凍のよさが際立つようです。
【常温保存×深炒り】は、もはや香りはなく、苦みとすっぱみが強く、劣化が感じられました」(UCC)
結論はいかがでしょうか。
「【冷凍保存×浅炒り】が一番だと思いますが、深炒りでも『断然、冷凍保存がおすすめ』といえるでしょう。
ただし、【冷蔵保存×浅炒り】であれば、十分においしく味わえるレベルだと思います」(UCC)
「【冷凍保存×浅炒り】が一番だと思いますが、深炒りでも『断然、冷凍保存がおすすめ』といえるでしょう。
ただし、【冷蔵保存×浅炒り】であれば、十分においしく味わえるレベルだと思います」(UCC)
袋売りや計り売りの袋は保存に最適
開封後のコーヒー豆や粉を保存する際は、袋売りや計り売りの袋を捨てず、密封容器に袋ごと入れ、冷蔵庫や冷凍庫などで保存すると良いそうです。
「開けた袋の切り口をセロテープなどで留め、フタにシリコンパッキンがついていて、しっかりと密閉できる保存容器に入れ保存するのが理想的です。
コーヒー豆は【酸素】【湿気】【高温】だけでなく【紫外線】も保存する際の大敵です。コーヒー豆や粉を購入した時の袋は、遮光性が高いのでとても優秀な保存袋になるのです。
開封したらその袋のまま保存容器に入れて、コーヒーの大敵を二重にシャットアウトしましょう。そうすることで、より鮮度を保つことができます」(UCC)
「開けた袋の切り口をセロテープなどで留め、フタにシリコンパッキンがついていて、しっかりと密閉できる保存容器に入れ保存するのが理想的です。
コーヒー豆は【酸素】【湿気】【高温】だけでなく【紫外線】も保存する際の大敵です。コーヒー豆や粉を購入した時の袋は、遮光性が高いのでとても優秀な保存袋になるのです。
開封したらその袋のまま保存容器に入れて、コーヒーの大敵を二重にシャットアウトしましょう。そうすることで、より鮮度を保つことができます」(UCC)
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