台風22号要因の特別警報発表の可能性 伊豆諸島南部は猛烈な風に厳重警戒を

2025-10-08 11:10 ウェザーニュース

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非常に強い台風22号(ハーロン)は、衛星画像からもくっきりと台風の目が見えています。明日9日(木)に伊豆諸島南部を通過し、最大瞬間風速70m/sという建物が損壊するほどの猛烈な風が吹くおそれがあります。

気象庁は、東京都の伊豆諸島に暴風、波浪特別警報を発表する可能性があると表明しました。台風の特別警報が出れば昨年の台風10号以来1年ぶりです。
最新の台風情報

台風等を要因とする特別警報とは

気象等に関する特別警報は、雨を要因とするもの(大雨)、台風等を要因とするもの(暴風・高潮・波浪・暴風雪)、雪を要因とするもの(大雪)の3つに大別されます。

台風等を要因とする特別警報は、数十年に一度の強度の台風や、同程度の温帯低気圧により、暴風・高潮・波浪・暴風雪になると予想されるときに気象庁から発表される特別警報です。

具体的には「伊勢湾台風」級(中心気圧930hPa以下又は最大風速50m/s以上)の台風や、同程度の温帯低気圧が来襲する場合が発表指標とされています(沖縄地方、奄美地方及び小笠原諸島については、中心気圧910hPa以下又は最大風速60m/s以上)。

台風等の場合は災害が発生する前から暴風が吹き荒れ、災害が発生する頃には屋外での移動を伴う避難が困難となってしまいます。そのため、台風等を要因とする特別警報は雨を要因とする特別警報とは違い、荒天が始まる前に発表されるのが特徴です。まだ風雨が強まっていなくても油断をせず、今後のために避難の決断をお願いします。

なお、暴風特別警報と波浪特別警報は警戒レベルとの対応はありません。高潮特別警報は警戒レベル4相当とされています。
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

発表後は直ちに安全な場所の確保を

特別警報は重大な災害のおそれがあることを示す最大レベルの警報なので、発表された場合は最大限の警戒が必要です。

まだ雨風が強くなっていなくても、自治体の避難情報なども確認して、できるだけ早めに頑丈な建物など避難することを考えてください。また、建物の中でも窓から離れた安全な場所で過ごすようにしてください。

台風等を要因とする特別警報は雨を要因とする特別警報とは違い、荒天が始まる前に発表されるのが特徴です。まだ風雨が強まっていなくても油断をせず、今後のために避難の決断をお願いします。
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