10月の満月「ハーベストムーン」が夜空に昇る

2025-10-07 18:47 ウェザーニュース

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今日10月7日(火)は満月です。今年は10月の満月を「ハーベストムーン(Harvest Moon/収穫月)」と呼ぶようです。

今夜は広く雲が広がっていますが、北日本や西日本の一部で晴れ間があり、お月様が見られている所があります。雲の隙間から見られたら、ぜひお月見をお楽しみください。
【写真】届いたハーベストムーンの動画・写真

今年10月の満月、英語で”Harvest Moon”

農事暦における満月の呼び方
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、10月の満月は「ハンターズムーン(Hunter's Moon/狩猟月)」と呼ばれることもありますが、今年は10月の満月を「ハーベストムーン(Harvest Moon/収穫月)」と呼ぶようです。

ハーベストムーンは秋分に最も近い満月を指し、農産物を収穫する秋にちなんでこの名前がつけられたと言われています。9月の満月がそう呼ばれることもありますが、今年は秋分により近い10月7日の満月がハーベストムーンとなります。
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現象のおさらい 満月とは

太陽、月、地球の位置関係
満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。

地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
天文・星空情報

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) きらりさん

出典・参考など
The Old Farmers' Almanac
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
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