今朝は今季全国で初めて氷点下の冷え込み　関東も昼間は昨日より気温大幅ダウン

昨日から寒気が南下していた北海道では、今朝は高気圧に覆われて風が弱く穏やかに晴れました。地上付近の熱が上空へと逃げる放射冷却現象も加わって冷え込みが強まり、今季一番寒い朝となっています。

今朝、最も気温が下がったのは、稚内市内にあるアメダス沼川で、−2.0℃を観測しました。そのほか、枝幸町の歌登や上川町では−1.9℃、幌加内町の朱鞠内でも−1.8℃まで下がり、氷点下の冷え込みとなっています。今朝7時までに最低気温が0℃未満になる「冬日」となったのは17地点にのぼりました。

内陸部では霜が降りたという報告がウェザーニュースには多く寄せられ、冒頭の写真にあるように下川町で今朝撮影された写真には葉っぱに白くトゲトゲしたような霜が映っています。
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北海道では午前を中心に日差しが届き、朝の冷たい空気は温められていく見込みです。

昼間はこの時期らしい気温となるところが多く、快適な陽気になります。ただ、一日の中での気温差が15℃近くになるところも出てきます。気温変化が大きくなるので体調管理にお気をつけください。
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東北太平洋側や関東甲信、東海では朝の冷え込みはそれほど強まらなかったものの、昼間は冷たい北東からの風が吹いて、気温がそれほど上がりません。日差しも乏しく、昨日と比べると大幅に低くなるところが多くなります。

東京都心では昨日は29.3℃まで上がりましたが、今日の最高気温は今日より5℃ほど低い24℃の予想です。そのほか、福島市では昨日より7℃低い20℃、昨日は真夏日になった甲府市では8℃も低い23℃までしか上がらない予想です。

昼間も涼しく感じられますが、昨日との体感差が大きくなるので、体調を崩さないように気をつけてお過ごしださい。

一方で西日本では残暑が続きます。九州では真夏日となるところがあり、福岡では31℃、鹿児島では32℃まで上がる予想です。長引く暑さに注意してください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿） むとん・そばーじゅさん