大陸では冬の準備が着々と進む　シベリアでは−25℃以下の冷え込み

10月に入っても西日本を中心に真夏日の所が多くなるなど、日本では秋の訪れが遅れています。一方で、高緯度の地域では冷え込みが強まってきました。

北極周辺では寒気の蓄積が進んでいて、ロシアやモンゴルなどでは気温が下がっています。シベリアでは10月に入って最低気温が−25℃を下回っている所があり、5日(日)は北極圏に位置するベルホヤンスクで−25.6℃を観測しました。

今日7日(火)の朝はシベリアの冷え込みは落ち着いたものの、世界有数の寒冷地であるオイミャコン村は−16℃台。モンゴル・ウランバートルでは−5.2℃まで下がって今季最低気温です。
ウェザーニュース 世界天気サイト

寒さをもたらしている寒気の一部が今週後半に北海道上空に流れ込む予想となっています。ただ、東日本や西日本への南下は弱く、日本列島の広い範囲で本格的な秋を感じるようになるのはもう少し先になる見通しです。
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