九州北部は今日の昼ごろにかけて大雨や落雷、突風に注意

大陸方面から東進する低気圧やそこから伸びる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態は非常に不安定となっています。

昨日3日(金)の夕方から、西日本の九州北部や山陰を中心に雷を伴った雨が強まっていいて、長崎県対馬市のアメダス厳原では18時47分までの1時間に73.0mmの非常に激しい雨を観測しました。
全国のアメダス降水量観測値・ランキング

現在、前線は大陸方面から西日本に伸び、前線上の対馬海峡付近にある低気圧が東北東に進んでいて、西日本では海上を中心に活発な積乱雲が次々に発生しています。

今日の昼頃にかけて、西日本日本海側や東シナ海側を中心に大雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。荒天時は外出を控えるなど、身の安全を第一に行動してください。午後も雷雨となる可能性があります。

雨のピークを過ぎても、降り続いた大雨による土砂災害の発生や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に引き続きお気をつけください。
現在の発雷観測状況 雷レーダー現在の発雷観測状況 雷レーダー
風レーダーレーダー 風モード（ウィンドフロー）