台風21号(マットゥモ)はフィリピンに上陸へ　日本への影響はなし

▼台風21号　10月3日(金)9時
　中心位置　　　フィリピンの東
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　／／
　移動　　　　　西北西　20 km/h
　中心気圧　　　980 hPa
　最大風速　　　30 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　45 m/s
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台風進路予測Max最大10日先まで延長 進路確率も

台風21号は日本の南の海上に張り出す太平洋高気圧の南縁に沿って西寄りに進んでいます。まもなくフィリピンのルソン島に上陸・通過して南シナ海に達し、その後再発達して強い勢力で中国の華南やベトナムに接近する可能性があります。

フィリピンや華南・ベトナムには18号、20号と立て続けに台風が接近・通過しています。再び荒天となり、被害が発生するおそれがあるため、沿岸の国や地域に渡航する方は台風情報にご注意ください。

予報円が小さいことから、進路の予測の誤差は比較的小さいと読み取ることができます。日本への影響はありません。
世界各国の進路予想（要ログイン）
最大10日先まで延長 台風進路予測Max（要ログイン）

台風21号は、9月24日(水)に発生した台風20号以来およそ1週間ぶりに発生した台風で、今月1つめです。

台風発生数の平年値を見ると、10月の台風発生数の平年値は3.4個で、まだまだ台風の発生しやすいシーズンです。また、上陸数の平年値は0.3個で、およそ3年に一度、本土への上陸があることになります。

秋の台風は発達して急速に北上してくることもありますので、今後も台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。
秋台風はなぜ怖い？ 進路や速さに注意　上陸時の勢力も強い傾向
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ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像
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北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風21号の「マットゥモ(Matmo)」は米国が提案した名称で、「大雨」を意味するチャモロ語からとられています。
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