東北、北陸で局地的に激しい雨　小康状態の関東も油断は禁物

関東沖に発生した低気圧や上空の寒気を伴った気圧の谷の影響で、東日本と東北では朝から広い範囲で雨が降っています。早朝に雨のピークとなった関東は低気圧が次第に東に離れているため、東京都心など南部の雨は小康状態となりました。

活発な雨雲は北陸や東北に目立っていて、9時30分までの1時間には宮城県塩竈市で50.5mmの非常に激しい雨、福島県浪江町では26.0mmの強い雨を観測しています。

10時00分の時点で宮城県と福島県、福井県には大雨警報が発表されています。
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

上空の気圧の谷が通過する夕方までは雨雲の発達しやすい状況が続きます。今は小康状態となっている関東も、気圧の谷の接近に伴って再び雨雲が発達して、一時的に雨の強まる所がある見込みです。

低気圧の北側を吹く東寄りの風が吹き付ける東北太平洋側はこの後も断続的に激しい雨が降るとみられます。道路冠水や低い土地の浸水、土砂災害などに警戒をしてください。

夜になると雨の所は次第に少なくなり、明日2日(木)にかけてゆっくりと天気は回復に向かう見通しです。
雨雲レーダー雨雲レーダー

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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
馬締　庚さん