★2025年10月の天体イベント★
月上旬に中秋の名月!流星群やレモン彗星にも注目
中秋の名月
中秋の名月×土星
今年10月の満月、英語で“Harvest Moon”
10月の月は、7日(火)12時48分頃に満月の瞬間を迎えます。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、10月の満月は「ハンターズムーン(Hunter's Moon/狩猟月)」と呼ばれることもありますが、今年は10月の満月を「ハーベストムーン(Harvest Moon/収穫月)」と呼ぶようです。
ハーベストムーンは秋分に最も近い満月を指し、農産物を収穫する秋にちなんでこの名前がつけられたと言われています。9月の満月がそう呼ばれることもありますが、今年は秋分により近い10月7日の満月がハーベストムーンとなります。
同じまるい月でも、季節感が感じられますね。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、10月の満月は「ハンターズムーン(Hunter's Moon/狩猟月)」と呼ばれることもありますが、今年は10月の満月を「ハーベストムーン(Harvest Moon/収穫月)」と呼ぶようです。
ハーベストムーンは秋分に最も近い満月を指し、農産物を収穫する秋にちなんでこの名前がつけられたと言われています。9月の満月がそう呼ばれることもありますが、今年は秋分により近い10月7日の満月がハーベストムーンとなります。
同じまるい月でも、季節感が感じられますね。
10月りゅう座流星群が極大
秋の夜空を彩る「10月りゅう座流星群」が、10月9日(木)4時頃に活動の極大を迎えます。母天体の名前から「ジャコビニ流星群」という名称でも知られています。
放射点(※)の高度を考慮すると、8日(水)の夜から深夜が一番の見頃となります。
例年の活動は小規模で、今年は7日(火)に満月を迎えたばかりの明るい月が昇っているため、見られる個数はピーク時で1時間あたり数個程度の予想です。
この流星群は過去に何度か大出現を見せたことがあり、突発出現の可能性が指摘されています。また、今年3月に母天体のジャコビニ・チンナー彗星が太陽に最接近(回帰)したため、今年はどうなるか注目です。
※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点。
放射点(※)の高度を考慮すると、8日(水)の夜から深夜が一番の見頃となります。
例年の活動は小規模で、今年は7日(火)に満月を迎えたばかりの明るい月が昇っているため、見られる個数はピーク時で1時間あたり数個程度の予想です。
この流星群は過去に何度か大出現を見せたことがあり、突発出現の可能性が指摘されています。また、今年3月に母天体のジャコビニ・チンナー彗星が太陽に最接近(回帰)したため、今年はどうなるか注目です。
※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点。
月が木星と金星に接近
10月は夜中になると「木星」が東の空に昇り、日の出の頃に南中します。また、日の出前には「金星」が明けの明星として昇ってきます。金星は11月になると太陽に接近して観察しづらくなるため、10月中にお楽しみください。
木星はマイナス2.2等前後、金星はマイナス3.9等もの明るさで輝くため、東の空でも目を引きそうです。
13日(月・祝)深夜から14日(火)明け方には下弦の月と木星が近づき、20日(月)明け方には細い月と金星が接近します。月と金星の接近は空の低い位置で起こるため、東の空が開けた場所からお楽しみください。
▼昇る時刻(東京)
月×木星 木星 13日22:46 金星 14日04:06 月 13日22:09
月×金星 木星 19日22:24 金星 20日04:18 月 20日04:28
木星はマイナス2.2等前後、金星はマイナス3.9等もの明るさで輝くため、東の空でも目を引きそうです。
13日(月・祝)深夜から14日(火)明け方には下弦の月と木星が近づき、20日(月)明け方には細い月と金星が接近します。月と金星の接近は空の低い位置で起こるため、東の空が開けた場所からお楽しみください。
▼昇る時刻(東京)
月×木星 木星 13日22:46 金星 14日04:06 月 13日22:09
月×金星 木星 19日22:24 金星 20日04:18 月 20日04:28
レモン彗星が観測チャンス
オリオン座流星群が極大
10月は「オリオン座流星群」が21日(火)21時頃に活動の極大を迎えます。一番の見頃は21日(火)深夜から22日(水)明け方です。
21日(火)はちょうど新月で、月明かりの心配なく流星観測を楽しめます。国立天文台によると、見える個数は多い時間で1時間に5~10個ほどとのことです。
出現ピークがなだらかな流星群のため、極大の前後数日間は観測チャンスがあります。放射点が昇ってくる22時頃から流星が出現しはじめます。晴れる日を狙って、流星観測をお楽しみください。
中秋の名月写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
bennyさん
出典・参考
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/
The Old Farmers' Almanac
21日(火)はちょうど新月で、月明かりの心配なく流星観測を楽しめます。国立天文台によると、見える個数は多い時間で1時間に5~10個ほどとのことです。
出現ピークがなだらかな流星群のため、極大の前後数日間は観測チャンスがあります。放射点が昇ってくる22時頃から流星が出現しはじめます。晴れる日を狙って、流星観測をお楽しみください。
中秋の名月写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
bennyさん
出典・参考
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/
The Old Farmers' Almanac
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