猛烈な勢力の台風18号　沖縄は離れていても高波や強風

台風18号の中心は先島諸島から500km以上離れていて、風速15m/s以上の強風域にも入っていません。それでも猛烈な勢力まで発達したことで、高波やうねりはすでに押し寄せています。

石垣市では沖合に白波が目立っていて、時折、海岸まで高波が到達している状況です。今夜にかけてさらに波は高くなる見通しで、石垣島や西表島などの八重山地方では5m以上のシケになるとみられます。波浪警報も発表されていますので、十分に警戒をしてください。
台風ピンポイント影響予測（要ログイン）

風も強まっていて、11時までの最大瞬間風速は西表島・大原で18.2m/s、石垣島で17.0m/s、宮古島で14.9m/sを観測しました。

大きな影響が出るほどの風ではないものの、今夜から明日23日(火)・秋分の日の朝はもう少し強まり、瞬間的には20m/s前後に達する所がある見込みです。

また、台風周辺の湿った風によって局地的に雨雲が発達し、先島諸島を中心に時折雨が強まっています。今は良く晴れている沖縄本島でも急に雨の降り出す可能性がありますので、天気の急変にも注意が必要です。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
みうみくさん