北海道では昨夜から雨風強まる　土砂災害の発生や河川の増水に警戒を

昨日20日(土)の夜から今日21日(日)は発達した低気圧が北日本付近を通過していて、北海道では雨や風が強まって荒れた天気となっています。

釧路地方と十勝地方で線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続き、3時間に150mmを超える雨が降ったとみられ、気象庁は3時17分に「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

6時40分までの24時間雨量は、幌泉郡えりも町のアメダス目黒では226.0mm、釧路市のアメダス二俣では188.0mmとなっています。

また、風も強まり、釧路市のアメダス釧路では最大瞬間風速28.6m/sを観測しました。
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8時50分現在、北海道のオホーツク海側に活発な雨雲がかかっています。また、以下の地方には土砂災害警戒情報や暴風警報が発表されています。

▼土砂災害警戒情報　発表
釧路地方

▼暴風警報　発表
宗谷地方、網走地方、北見地方、紋別地方
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

前線を伴った低気圧は北海道付近を北東へ進んでいて、今夜には千島近海へ進む見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になります。今日の午後にかけて、暴風による横殴りの雷雨や高波に警戒が必要です。

道北や道央では午後以降は天気は段々と回復するとみられますが、オホーツク海側は夕方頃にかけて大雨が続くとみられます。荒天時は外出を控えるなど、身の安全を第一に行動してください。

また、雨風のピークを過ぎても降り続いた大雨による土砂災害の発生や、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意が必要です。特急北斗など、鉄道に運休予定が発表されています。お出かけの際は、最新の交通情報や気象情報をこまめにご確認ください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
のんびりパパ さん