明日から明後日は低気圧・前線が通過　北海道では大雨に警戒

明日の朝に日本海西部に進んでくる低気圧は、夕方になると北日本に近づく見込みです。低気圧や前線に向かって南西から暖かく湿った空気が流れ込みます。

北側に広がる冷たく乾いた空気と、暖かく湿った空気が激しくぶつかることで雨雲が発達し、低気圧や前線が通過するタイミングでは雨が強まる見通しです。局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降り、道路冠水や河川の急な増水などのおそれがあります。

また、活発な雨雲の周辺では落雷が頻発したり、突風の危険性も高まるため、警戒をしてください。
雨雲レーダー雨雲レーダー

低気圧が通過する北海道は明日の夜から明後日21日(日)にかけて断続的に強雨となり、総雨量が多くなる予想です。特に太平洋側は24時間で150mm以上に達する大雨の可能性があります。

河川の増水や低い土地の浸水、土砂災害などの危険性が高まるとみられます。雨のピークが夜間になりますので、対策や避難などが必要な場合は昼間の早いうちに済ませることが必要です。

また、低気圧が発達しながら通過するため風も強まり、大荒れの天気となりますので、明日夜間帯の移動はできるだけ控えてください。
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