8月の世界の気温 昨年より低下も過去3番目の高温 アジアの高温続く 米海洋大気庁
東アジアや北半球の高緯度地域の高温が顕著
2025年8月の世界の地上平均気温は、NOAAの176年間の記録の中で2023年、2024年に次いで3番目に高く、20世紀の基準値より1.07℃高くなりました。
8月の気温の高い方から上位10位までは、すべて2015年以降に記録されています。
地域別では7月に続いてアジアで高温となり、特に中国や日本など東アジアで平年を大きく上回りました。そのほか、カリブ海地域や北アメリカ、北極圏などが高温傾向です。
関連記事「アメリカ西海岸では熱波」
8月の気温の高い方から上位10位までは、すべて2015年以降に記録されています。
地域別では7月に続いてアジアで高温となり、特に中国や日本など東アジアで平年を大きく上回りました。そのほか、カリブ海地域や北アメリカ、北極圏などが高温傾向です。
関連記事「アメリカ西海岸では熱波」
2025年が過去最高となる可能性は1%未満
NOAAの組織であるNCEI(国立環境情報センター)による2025年の世界の年間気温のランキング見通しは7月の段階と大きく変化していません。
2025年が観測史上最も暑い5年間のうちの一つにランクインする可能性は99.9%で非常に高いとされています。その一方で2025年が観測史上最も暑い年としてランクインする可能性は1%未満の低い状況です。
記録的高温の一年になることはほぼ確実ですが、史上最高にはならないとみられます。
2025年が観測史上最も暑い5年間のうちの一つにランクインする可能性は99.9%で非常に高いとされています。その一方で2025年が観測史上最も暑い年としてランクインする可能性は1%未満の低い状況です。
記録的高温の一年になることはほぼ確実ですが、史上最高にはならないとみられます。
日本の8月は過去2番目の高さ
8月の日本の平均気温偏差は+1.84℃でした。これまで最も高かった2023年には及ばなかったものの、昨年2024年と並ぶ過去2番目の高さです。
7月から続いた高温傾向の影響もあり、8月はじめは気温が40℃に達するする日が相次ぎ、8月5日には群馬県伊勢崎市で日本歴代最高気温となる41.8℃を記録しました。さらに8月終わりになって再び気温が上がり、30日、31日と続けて40℃を観測しています。
地球温暖化による全体的な気温の上昇と、ここ数年継続している海面水温の高さ、日本付近で偏西風が北に蛇行しやすかった今年の傾向が重なることで、こうした記録的な暑さになったとみられます。
関連記事「8月の日本の平均気温は過去2番目の高さ」
7月から続いた高温傾向の影響もあり、8月はじめは気温が40℃に達するする日が相次ぎ、8月5日には群馬県伊勢崎市で日本歴代最高気温となる41.8℃を記録しました。さらに8月終わりになって再び気温が上がり、30日、31日と続けて40℃を観測しています。
地球温暖化による全体的な気温の上昇と、ここ数年継続している海面水温の高さ、日本付近で偏西風が北に蛇行しやすかった今年の傾向が重なることで、こうした記録的な暑さになったとみられます。
関連記事「8月の日本の平均気温は過去2番目の高さ」
お天気ニュース
各エリアの天気予報
アクセスランキング
アメダスランキング
気温
降水量
風
降雪量
湿度
順位
地点
観測値
警報・注意報の履歴
お天気ニュース
- 天気メニュー
- レーダーコンテンツ
- 防災・減災メニュー
- 自然・季節・レジャー情報
- 便利なメニュー

