春を迎えたアルゼンチンで早くも40℃超　南北で気温差大きい

南米大陸の沖の大西洋に勢力の強い高気圧があり、アルゼンチンは北部を中心に暖かな空気が流れ込みやすくなっています。パラグアイとの国境に近いサルタ州・リバダビアの観測点では14日(日)に41.0℃を観測しました。

この地域は南緯24度と、アルゼンチンの中では緯度が高く、9月に40℃を記録することは数年に一度程度はありますが、平年のこの時期に比べるとかなりの高さです。（北半球で北緯24度は石垣島とほぼ同じ）

一方で、南緯50度の高緯度に位置するリオ・ガジェゴスは最高気温が15.3℃とまだ冬の名残が残っているような寒さになっています。

まだ夏を迎える前ですので暑さは一時的です。15日(月)はやや気温が低下していて、今後はアップダウンを繰り返すとみられます。
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