北海道で雨の範囲が拡大
明日の午前にかけて風雨強まる

低気圧が発達しながら日本海を東北東に進んでいます。そこからのびる前線が東北を北上し、北海道に近づいてきました。

低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、周辺では雨雲が発達しています。特に道南で雨が強く、登別市カルルスでは16時20分までの1時間に21.0mmの強い雨を、松前郡千軒では15時50分までに17.5mmのやや強い雨を観測しました。16時20分現在、長万部町、函館市、今金町には大雨警報が、松前町と知内町には洪水警報が発表されています。
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今後は低気圧の接近に伴ってさらに雨が強まる見込みで、警報の出る範囲が拡大する可能性があります。道南や道央を中心に明日の明け方にかけて1時間に50mm以上の非常に激しい雨となり、雨量もまとまるおそれがあるため、災害の発生に警戒が必要です。
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

風も強まり、函館市では16時07分に最大瞬間風速21.3m/sを観測しました。また、石狩南部には暴風警報が発表されました。

今後、瞬間的には30m/s以上の暴風となるおそれがあります。飛来物や交通機関への影響が心配です。今夜は早めに帰宅し、外出は控えてください。

明日の日中には、各地で天気は回復に向かう見込みです。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
国道五号さん